2023年3月25日にワークショップ「同じ地面に立つ私たち、虹色の個性」を開催した、立川学園生徒チームの皆さんから感想が届きました!
本WSは、立川学園生徒チームの皆さんが初めて企画をしたイベントです。生徒チームの皆さんの想いを是非ご覧ください!
また、当日のWSの様子は下記の記事よりご覧いただけます。
どうぞ併せてお楽しみください!
日本OECD共同研究
こんにちは!
事務局でサポートをしています、西南学院大学4年のTakaakiです!
2023年3月31日、「日本OECD共同研究マラソン月間」として最後のプログラムとなりました、「プロジェクト∞無限大(学生と教師のグローバル共創)」をオンラインで開催いたしました。
初めの歓迎の挨拶として、“OECD Future of Education and Skill 2030”の総括をするOECDの田熊美保氏、アイルランド教育省からE2030プロジェクト全体の議長を務めるSuzanne Dillion氏、プロジェクト∞無限大のリーダー国ポルトガル共和国教育省のCarla Mota氏から参加者の皆さんへの歓迎をしていただきました。
OECD田熊美保氏(上から4人目の方)
アイルランド教育省Suzanne Dillion氏
ポルトガル共和国教育省Carla Mota氏
続いてこれまでプロジェクトに関わっている以下の方々(Conceição Pinheiro、Ana Leal de Farias Dias Pinheiro、Mariana Antunes、Gonçalo Santos、Yuzuha Kosugi、Rena Kojima、Atsushi Suzuki、Evgeniya Doncheva )からプログラムにおける関与や気付き等について熱く発表していただきました。
それぞれの特別なストーリーを共有していただき、記事を書いている私自身ヨーロッパで留学している身として地理的に近いポルトガルとウクライナに親近感を持ちつつ、母国の日本の皆様からも新しい発見を多くいただいたところでした。
Portugal
Conceição Pinheiro, School Leader(1番左下の方)
Portugal
Ana Leal de Farias Dias Pinheiro, Teacher(左上の方)
Portugal
Mariana Antunes, Student(1番左上の方)
Portugal
Gonçalo Santos, Student(1番左上の方)
Japan
Yuzuha Kosugi, Student, Ozu Junior High School, Osaka
Japan
Yui Kokubun, Student, Koriyama High School, Fukushima
Japan
Rena Kojima, Student, Asaka Highg School,Fukushima
Japan
Atsushi Suzuki, Teacher, Asaka Highg School, Fukushima
Ukraine
Evgeniya Doncheva , Director, Chernobyl Hostages Fund, Ukraine
また最後には参加者の皆さんに以下の項目に沿って分かれてもらい、“My School, Our Future”のテーマのもと、学校がWell-Beingな場所になるために皆さんが理想とする学校の在り方について熱く話し合いました。
それぞれの参加者の国の現状をもとに各グループにて大変議論が盛り上がり、所要時間であった20分はあっという間でした!
1 = 雇用・所得
2 = 住宅・ワークライフバランス
3 = 安全・Life Satisfaction主観的幸福
4 =市民参画・健康
5 = 教育・環境
6 =社会的つながり(コミュニティ)
最後には東京学芸大学松田副学長にご挨拶いただきました。
教育者として生徒として全体で「教育の価値とは何か」を皆で考え、世界中の生徒が文化やギャップを超えて出会い、全ての人、社会にとってのウェルビーイングを実現する教育を創造することの重要性、まさに今回のセッションを締めくくるにふさわしいお言葉をいただきました。
改めて参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今後もさまざまなセクションを用意しております。
次回にて皆様とお会いできること、大変心待ちにしております!
なお、プロジェクト∞無限大では参加校・パートナーの公募を予定しています。
事務局のAiです。大学生メンバーのHaruさんも記事の中で書いて下さっていましたが、10日に行われたワークショップ「福島とウクライナの生徒の声を聴こう:放射能と戦争の中で生きる」で発表をされた、福島の郡山高校の生徒さんでいらっしゃいます佐川結菜さんから感想を頂きましたのでアップさせて頂きます。
I’m Yuna Sagawa, a second-year student at Koriyama High School.
I compared the earthquake I experienced with the current situation in Ukraine. And, I found it so difficult to find the differences. However, we should try to move forward and get over difficulties and obstacles. So I would like to make an encouraging speech that was close to the hearts of the people of Ukraine. At the end, I sent a poem I made to people in Ukraine.
It was great to be able to get real-time information about the local people that I couldn’t get from SNS or social media alone. The story of the uncle that one of the students told me was especially memorable. Not only that, I was able to get their courage from their presentations and I thought it was wonderful to have this kind of opportunity to get in touch with each other. It must lead to our strong relationship and our restoration from difficulties.
Thank you very much for providing such an opportunity.
郡山高校のH.P.でも記事を載せて下さっています。ぜひご覧ください。
↓
Project∞(日本OECD国際共創プロジェクト)ウクライナの学生と交流https://koriyama-h.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/114/b22efff7f9ee2e297b8d6623b238573d?frame_id=98
皆様はじめまして!
事務局でサポートをさせていただいている、西南学院大学4年のTakaakiです!
2023年3月14日、教育の様々な場面で活躍する7人の実務者の方々をお招きし「人的資本・社会関係資本・自然資本の活用で地方が熱い!」をオンラインにて開催しました。
(下記PDFのアジェンダ内のタイトルをクリックすると当日の資料を参照いただけます)
(以下のアジェンダのタイトルをクリックすると各資料を表示できます)
◎オープニング
・『OECD E2030プロジェクトの視点から「本日の事例紹介の意味付け』
Miho Tagumaさん
Senior policy analyst/ project manager of the OECD Future of Education and Skills 2030, Directorate for Education and Skills, OECD
◎第1部: エコシステムのつながり(国内に加え、海外もご近所さんへ)
・『学校と地域社会を繋ぐ』
片山 嵐大郎さん
東京大学大学院教育学研究科博士課程所属鹿角タコス及び鹿角ラボ代表
・『学校と地域と教育委員会など地域まるごとでエコシステムを作る』
赤井 友美さん
一般社団法人未来共創イノベーション共同代表、南小国町教育委員会アドバイザー
・『学校・地域が県を超えてつながる 国内留学事例紹介』
丸谷 正明さん
一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム 単年留学事業マネージャー
◎第2部: Project Infinity:「学校・地域」が、「世界とも簡単につながるミライ」
・『Project ∞ 世界と簡単につながるからこそ変わらねばならない学校現場』
荒 康義さん
福島県立郡山高等学校 教頭、NPO法人学修デザイナー協会 理事
・『“在外教育施設との” “在外教育施設同士の”ネットワーキングの可能性を拓く』
三浦 一郎さん
プラハ日本人学校 教諭/姫路市立手柄小学校 教諭
・『エコシステムのつながりの発展性』
西村 勇太郎さん
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 パブリックセクター シニアコンサルタント
◎クロージング:未来の方向性
・『日本の強みー豊かな人的資本・社会関係資本・自然資本をどう活用できるか』
村尾 崇さん
文部科学省初等中等教育局財務課長/元OECD日本政府代表部参事官
以上7人のゲストの方々の肩書からも見えるように、それぞれの現在の職場/活動/役職をバックグラウンドとし、「生徒の問題意識の着想」を出発点に人的資本・社会関係資本・自然資本を活用することで豊かで深い学びを生み出している様々な取り組みを取り上げていただきました!
経済資本以外の資本、特に今回は人的資本・社会関係資本・自然資本が豊かな教育事例として日本を捉えつつ、地方の実践の様々な取組をゲストの皆様にそれぞれ紹介していただきました。
また、今回三浦さんに紹介していただいたチェコ・プラハ日本人学校をはじめとした在外教育施設も人的資本・社会関係資本として捉え、国内外の学校が結びつき、日常的に教育/学習活動を交換することで、国際を日常的に感じることのできる新しい探究活動や新しいグローバル教育の事例等を紹介していただき、以下のように皆で以下のジャムボードを例にそのあり方を考えました!
(画像をクリックすると、jamboatdが表示されます)
皆さんが実際に実務者として実施されている多種多様な教育のあり方を見聞きし、高校まで典型的な缶詰教育を受けてきた身として、もし自分がこのような多様性を経験できていたらと少々羨ましくもありました!
私自身も大学という高等教育機関で現在「教育」を受ける当事者として終始ワクワクが止まらず、同時に父が地元鹿児島にて高校の教師として教育の最前線で携わっていることもあり、今回吸収させていただいた知見をぜひ父にも共有したいとウズウズしているところでした!
今ワクワクしているそこのあなた、次回のワークショップでお待ちしております!