「プロジェクト∞無限大(学生と教師のグローバル共創)」に参加して

こんにちは!

事務局でサポートをしています、西南学院大学4年のTakaakiです!

2023年3月31日、「日本OECD共同研究マラソン月間」として最後のプログラムとなりました、「プロジェクト∞無限大(学生と教師のグローバル共創)」をオンラインで開催いたしました。

初めの歓迎の挨拶として、“OECD Future of Education and Skill 2030”の総括をするOECDの田熊美保氏、アイルランド教育省からE2030プロジェクト全体の議長を務めるSuzanne Dillion氏、プロジェクト∞無限大のリーダー国ポルトガル共和国教育省のCarla Mota氏から参加者の皆さんへの歓迎をしていただきました。

OECD田熊美保氏(上から4人目の方)

アイルランド教育省Suzanne Dillion氏

ポルトガル共和国教育省Carla Mota氏

続いてこれまでプロジェクトに関わっている以下の方々(Conceição Pinheiro、Ana Leal de Farias Dias Pinheiro、Mariana Antunes、Gonçalo Santos、Yuzuha Kosugi、Rena Kojima、Atsushi Suzuki、Evgeniya Doncheva )からプログラムにおける関与や気付き等について熱く発表していただきました。

それぞれの特別なストーリーを共有していただき、記事を書いている私自身ヨーロッパで留学している身として地理的に近いポルトガルとウクライナに親近感を持ちつつ、母国の日本の皆様からも新しい発見を多くいただいたところでした。

Portugal

Conceição Pinheiro, School Leader(1番左下の方)

Portugal

Ana Leal de Farias Dias Pinheiro, Teacher(左上の方)

Portugal

Mariana Antunes, Student(1番左上の方)

Portugal

Gonçalo Santos, Student(1番左上の方)

Japan

Yuzuha Kosugi, Student, Ozu Junior High School, Osaka 

Japan

Yui Kokubun, Student, Koriyama High School, Fukushima

Japan

Rena Kojima, Student, Asaka Highg School,Fukushima

Japan

Atsushi Suzuki, Teacher, Asaka Highg School, Fukushima

Ukraine

Evgeniya Doncheva , Director, Chernobyl Hostages Fund, Ukraine

また最後には参加者の皆さんに以下の項目に沿って分かれてもらい、“My School, Our Future”のテーマのもと、学校がWell-Beingな場所になるために皆さんが理想とする学校の在り方について熱く話し合いました。

それぞれの参加者の国の現状をもとに各グループにて大変議論が盛り上がり、所要時間であった20分はあっという間でした!

1 = 雇用・所得

2 = 住宅・ワークライフバランス

3 = 安全・Life Satisfaction主観的幸福

4 =市民参画・健康

5 = 教育・環境

6 =社会的つながり(コミュニティ)

最後には東京学芸大学松田副学長にご挨拶いただきました。

教育者として生徒として全体で「教育の価値とは何か」を皆で考え、世界中の生徒が文化やギャップを超えて出会い、全ての人、社会にとってのウェルビーイングを実現する教育を創造することの重要性、まさに今回のセッションを締めくくるにふさわしいお言葉をいただきました。


改めて参加してくださった皆様、ありがとうございました。

今後もさまざまなセクションを用意しております。

次回にて皆様とお会いできること、大変心待ちにしております!

なお、プロジェクト∞無限大では参加校・パートナーの公募を予定しています。

ポルトガル×日本の共創(パイロット)のあとの先生会議。

こんにちは、事務局のAiです。

先日「プロジェクト∞無限大のパイロットを実施しました!」という記事の中でご報告しましたように、ポルトガルと日本の生徒達がオンラインで交流をしたのですが、その後、先生方が集まって、それぞれの学校の感想や今後について話し合いました!

先生たちの笑顔からもお分かりかと思いますが、とてもワクワクする建設的な話し合いになりました。

パイロットとして実施した交流会では、とにかく生徒達のエンゲージメントが双方上がっていたことは明々白々でしたね、と皆同意されていました。ポルトガルの生徒さんは、交流会後に日本の食べ物を検索するなど好奇心も高まっていたようです。日本では、前日まで英語に自信がないから日本語で話すつもりだったけど、当日になり「やっぱり英語で発表したい!」と思い立ち、果敢に英語でのプレゼンにチャレンジした生徒さんもいらしたそうでした。

私には、ある先生が「どうしたら発表を楽しんでもらえるか?という視点で生徒たちがプレゼン内容を考えていました」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

それはどんな仕事に就くことになっても大切な視点ですし、同時に奥が深いことだからです。

今後は、生徒さん同士が国や時差を超えてなるべくリアルタイムにコミュニケーションをとるには?ということにチャレンジしていきます!

Project ∞ Infinity pilot conducted!

My name is Ai,from secretariat office at Tokyo Gakugei University.

As a pilot version of Project∞Infinity, an exchange event between students in Portugal and Japan was recently held online!

Three schools from Japan participated in the event: Ozu Junior High School in Osaka, Koriyama High School in Fukushima, and Asaka High School also in Fukushima.

Many teachers and students from Portugal also participated in the event, which transcended national barriers.

Many teachers and students from Portugal also participated in the event, which transcended national barriers.

Students of Ozu Junior High School showed off their new standard uniforms (uniforms) that they had just made after much discussion!

They showed off their new standard uniforms, which they had just created after much discussion!

Asaka High School also introduced their cultural festival called “Shikisai”!

Koriyama High School introduces their favorite ramen restaurant in their neighborhood!

(You can also find it on the H.P. of Koriyama High School → https://koriyama-h.fcs.ed.jp/)

They also showed a video of them eating ramen, which looked so delicious!

It looked so delicious that my stomach was grumbling!

The Portuguese students also gave a presentation.

After listening to the Japanese student’s presentation, they connected with each other by what they liked. There was also a moment when we were connected by what we like!

At the end of the session, we had a little Q&A time, and the hands went up!

In Japan, it seems that not many people raise their hands during these Q&A sessions.

But on this day, Japanese students were also actively raising their hands, and I was absorbed in this moment of connection that transcended national barriers.

I felt that they were absorbed in this moment of being connected beyond national barriers!

I was also pleased to see that some students who had planned to present in Japanese but wanted to present in English until just before the event said, “I want to present in English! I was also impressed by the students who had planned to present in Japanese until just before the event but wanted to present in English!

Some of the students even took up the challenge of translating their presentations into English in a short time!

I think that through this day, both children and adults may be able to begin to overcome their own barriers!

I am also excited to see how the children and adults are beginning to overcome their own barriers! I myself am excited to see how the children and adults are beginning to overcome their own barriers!

We are all looking forward to seeing what will happen next!

プロジェクト∞無限大のパイロットを実施しました!

事務局のAiです。

プロジェクト∞無限大のパイロット版として、ポルトガルと日本の生徒さん同士の交流イベントが先日オンラインで行われました!

日本からは、大阪の小津中学校、福島の郡山高校、同じく福島の安積高校の3校が参加、ポルトガルからも先生や生徒さん達がたくさんご参加下さり、国の壁を超える交流ができました。

小津中学校の生徒さん達は、自分たちで議論を重ねてつくったばかりの新しい標準服(制服)について発表して下さいました!

安積高校は、「紫旗祭」と呼ばれる文化祭もご紹介!

郡山高校は、近所のお気に入りラーメンをご紹介!

(郡山高校のH.P.にも載っています→https://koriyama-h.fcs.ed.jp/ )

ラーメンを食べている動画も披露して下さったのですが、とっても美味しそうだったので、私のおなかは「ぐぅ」と鳴っていました(笑)

ポルトガルの生徒さんも、プレゼンテーションをして下さいました。日本の生徒さんの発表を聞いて「私もK-POPが好きよ!」と好きなもので繋がれた瞬間もありました。

最後に質疑応答の時間を少しとったのですが、手が挙がる挙がる!

日本ではこういう質疑応答の時間に手を挙げる人はやや少ないことが多いように思いますが、この日は日本の生徒さんも積極的に手を挙げていらっしゃって、国の壁を超えて繋がれているこの瞬間に夢中になっているんだなぁと感じました!

また、直前まで日本語で発表をする予定だったけど、やっぱり英語で発表したい!と短時間で英訳をし、チャレンジした生徒さんもいらっしゃいました!

この日を通じて、こどもも大人もそれぞれの壁を超え始めることができているのかもしれない!と私自身もワクワクしています。

次の展開をこれから皆で考えていきます!

ポルトガル×日本の共創がスタートします!

プロジェクト∞無限大のパイロットとして、ポルトガルの生徒さん達と日本の生徒さん達が共創する場が近々予定されています!

生徒さん達にのびのびとその場を楽しんでもらうために、先日、先生達も打ち合わせをしました。

このプロジェクトは、先生方も大人の<無限大>の可能性にチャレンジできるプロジェクトです!

3人の先生にこの日の感想を頂きましたのでご紹介します。

  • だっち先生「今日はただの方法ではなくスピリットがつながったと思います!当日を楽しみにしています!」
  • 西元先生&山本先生「いろんなビックリが生まれていく感じがします!」
  • やす先生「ポルトガルの先生の話を初めて聞き、教育に対しての熱意に触れることができてとても刺激になりました!」

今、それぞれの学校の生徒さん達が準備をしているようです!

またその日のご報告もしますので楽しみにお待ちください。

P.S. 私は、このパイロットのサポートメンバーとして、この打ち合わせにも、そして今まさに行われている当日までの色々なやりとりにも立ち合っています。私自身はポルトガルに行ったことがないけれども、今、人生で1番ポルトガルを「身近に」感じています。当日がとっても楽しみです♪Ai