プロジェクト∞無限大:日本・カンボジアクラスターの先生方が打ち合わせを行いました!

これまでカンボジアの学校(マンゴースクール)と交流を進めて来られた枚方市立東香里小学校と、今年度からプロジェクト無限大での共創に加わる朝日学園朝日塾小学校 、またこのクラスターをサポートしているNPO法⼈学修デザイナー協会の皆様と、先生・大人の目線合わせのための打ち合わせを行いました。

昨年度は、東香里小学校(当時4年生、現5年生)とカンボジアの生徒たち(小学生)が、「自分たちで創りたいコミュニティ」を「絵」で表して、メタバース上に展示したメタバース美術館を製作し、オンライン会議での顔合せとともに、メタバース上での交流を行いました。

カンボジアの⼦どもたちが達が描いた⼤きな道路の絵を不思議に思った日本の子どもたちは、カンボジアとのやり取りから、「⾬が降ると川のようになる」「⾬⽔を貯める装置がある」「⽔道がない」ことなどを認識し、⽔の⼤切さに気がづいて、⾃ら⽔の無駄遣いをやめる行動につながったと、先生から報告がありました。子どもたちの絵の中には、「障害による差別のない社会をつくりたい」などの、願いが書かれているものもありました。

子どもたちは、日本語・クメール語の自動翻訳機能で、それぞれ母国語で絵にコメントすることができ、技術がコミュニケーションの助けになっています。また「アバターが隣に並んで絵を一緒に⾒ているのが良かった」など、生徒たちの声も出され、新しい空間での学びの可能性を感じます。

(マンゴースクールの生徒たちがメタバース美術館を訪問している様子)

(メタバース美術館)

今後は、3校のこども達が改めてお互いに仲良くなるための合同授業(オンライン会議)を計画しており、これまでメタバース上で展示されてきた絵の感想や、質問をお互いに自由に出しあって、MVPのアイディアを一緒に考えていきます。