1月15日のワークショップのご案内です。

2025年日本OECD共同月間キックオフワークショップ<能登半島地震から1年と、阪神淡路大震災から30年に想いを馳せる会、及び、OECD E2030プロジェクト無限大:生徒・教師国際サミット報告会>を、1月15日に行います。

アジェンダ(案)はこちらです。

https://docs.google.com/document/d/1iL49QUGWirajXhO2JLijhyQAzM5YruNQzIigLg-HqvM/edit?tab=t.0

まだご参加を受け付けておりますので、ご関心のある方はぜひお申込み下さい。

参加登録フォームはこちらになります。

https://forms.gle/bagHi9GTQQW9vfVa8

また、メディアの皆さまにはご取材頂けますと幸いです。

下記がプレスリリースです。ダウンロードもして頂けます。

そして下記はPRTimesのリンクになります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000062740.html

また、こちらは生徒チームが作成してくれたチラシになります。

たくさんのご参加、お待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。

FG3が開発した「もらって嬉しい通知表」の実践報告

みなさんこんにちは。北海道の札幌啓成高校で教員をやっている岩間洋之です。

現在、高校の教員をしながら地元の大学で教職を目指す大学生を対象に非常勤講師もやっています。北海道Ezo座のメンバーでもあります。

昨年8月に行われた能登ワークショップに参加をした際に、OECDe2030生徒部会が開発した「もらって嬉しい通知表」にとても感銘を受けたので、大学の非常勤で教えている講座「教職実践演習」で、能登で学んだ「もらって嬉しい通知表」を大学生を対象に実践致しました。

「誰のための評価なのか」「評価することがどのような教育的効果があるのか」など、これから教壇に立つ「未来の先生方」にとって、教育の原点を考えてもらえる貴重な時間でした。大学生たちにも大変好評でした。

新しい視点でプログラムを開発していただいたOECDe2030生徒部会の皆様に感謝申し上げます。以下、実践内容を紹介します。

(ダウンロードして頂けます。)

2025年もどうぞよろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりありがとうございました。

2025年も「日本OECD共同研究」を推進して参ります!

事務局メンバーのそれぞれの今年の抱負を漢字一文字で表し、新年の寄せ書きをつくりました。こちらを新年のご挨拶代わりに受け取って頂ければ幸いです。

それでは、本年もどうぞよろしくお願い致します。

日本事務局一同
with Miho from OECD事務局
(日本OECD共同研究)

「さんすう数学あそび座 Spring 2025」のご案内

こんにちは。さんすう数学あそび座のRinです。

2025年3月30日(日)に「さんすう数学あそび座 Spring 2025」を開催させていただきます。

昨年度の秋に行った「さんすう数学あそび座 in 小金井祭」をさらにパワーアップし、ブース形式で面白い問題をたくさんご用意してお待ちしております。

その場で出会った新しい仲間とチームを組み、さんすう数学をみんなで楽しく学ぶ場を企画しています。

「さんすう数学を通してみんなでわちゃわちゃ」

ご参加を心よりお待ちしております。

開催日時: 2025年3月30日(日)10:00~12:30 ※昼食前の解散になります

対象: 小学生(中・高学年)、中学生

場所: AP市ヶ谷(東京都千代田区五番町1-10市ヶ谷大郷ビル)

    JR線・東京メトロ有楽町線/南北線・ 都営新宿線 「市ヶ谷駅」より徒歩1分

参加費: 無料

申込締切: 2025年3月23日(日)

※お申込みいただいた方には、 3月25日頃、詳細のご連絡をいたします。

お申込みはコチラ

URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdDxmQzAmudKXuyNQTEVm-jV_VFCJMMawRDZJfamOfw81_Z_A/viewform?usp=dialog

チラシはこちらからダウンロード頂けます。

Ezo座「いいっしょ日誌」vol.8

みなさん、こんにちは!Ezo座のはやとです!

12月12日(木)に2週間に1回行われる「ブレスト会」を行いました!

今回のアイスブレイクのテーマは「自分のモチベーションの保ち方、あげかた」です!

美味しいものをごほうびに食べる、いろんなことにチャレンジしてみる、美味しいお酒飲む、半身浴、音楽を聴く、夜散歩する、給食を楽しみに待つ、などがあげられました!みなさんはどのような方法で自分のモチベを保ちますか?

今回話した内容は「近況報告、伝えたいことあれこれ」と来年の3月に行われるWSについてです。みなさんの考えていることや気持ちを共有して、正直に話し合える空間は改めて必要だと感じたし、素敵だなと思いました。そして正直な、率直な意見で話し合える場を作ることもとても難しいなと感じました。

実は…またまたEzo座に新メンバーが加わりました!ニックネームは「なの」さんです!

少しずつメンバーが増えていきとても嬉しく思います!

引き続き「Ezo座」をよろしくお願いいたします!😁

生徒教師国際サミットのダイジェスト動画(2分ver.)

2024年12月9日~11日にパリのOECDで開催された「“Curriculum Flexibility and Autonomy: OECD Learning and Teaching Compass in Action”(生徒教師国際サミット)」の、ダイジェスト動画を作成しました!

ぜひご覧下さい♪

https://drive.google.com/file/d/19M6CrcCKbbwA-nnYoqv0RXaOuz_5japz/view?usp=sharing

(この動画では取り上げられなかった素晴らしいシーンは他にもたくさんありました!)

各学校からの「生徒教師国際サミット」のご報告

*OECDe2030が撮って下さったFamily Photo*

各学校からの「生徒教師国際サミット」のご報告を下記でご紹介させて頂きます。

ぜひ各学校からのご報告もご覧下さい!

◆泉大津市立小津中学校のH.P.

https://izumiotsu.schoolweb.ne.jp/2720020/weblog

◆同志社国際高等学校の皆さんが動画を作成下さいました。

https://intnldoshisha-my.sharepoint.com/:v:/g/personal/kaori_intnl_doshisha_ac_jp/EfnwmZXJNbNMhGo830DBdAIBm_Rd26XQnWBlVcRl5e2D7g?nav=eyJyZWZlcnJhbEluZm8iOnsicmVmZXJyYWxBcHAiOiJPbmVEcml2ZUZvckJ1c2luZXNzIiwicmVmZXJyYWxBcHBQbGF0Zm9ybSI6IldlYiIsInJlZmVycmFsTW9kZSI6InZpZXciLCJyZWZlcnJhbFZpZXciOiJNeUZpbGVzTGlua0NvcHkifX0&e=Mv13ek

プロジェクト無限大:生徒教師国際サミットのご報告(速報版)

2024年12月9日~11日にかけて、OECDe2030 プロジェクト無限大「“Curriculum Flexibility and Autonomy:OECD Learning and Teaching Compass in Action”」 通称「生徒教師国際サミット」がパリのOECDにて開催されました!

世界18か国から、554名(生徒389名、教師152名を含む)の参加者が、対面・オンラインで集う場となりました。

日本からは、12校から70名(うち、生徒48名、教師12名)が現地参加し、対面参加の中では一番大きな参加団となりました。オンラインを含めると、20校の学校が参加いたしました。

OECD日本政府代表部特命全権大使 新美潤大使も1日目にご登壇くださり、日本がOECDに加盟して60年となる節目の年の最後のイベントを応援くださいました。

新美大使と日本からの参加者の集合写真

また本年は、日本がトルコとの外交関係を結んで100周年という記念の年でもあり、地震の被災国同士である日本とトルコの学校による創造的復興を目指す共創や、災禍のウクライナと日本の生徒たちの共創など、日本が世界と共創しながら、教育を通してより良い未来を創るプロセスの一環を、世界と共有し、つながりあい、学びあう場となりました。最終日には、そのような経験から、未来の教育を世界とともに考える貴重な機会になったと思います。

たくさんの良いお写真がありますが、この記事ではほんの少しご紹介させて頂きます。

輪島高校×トルコで共創を進めてきましてようやく会えました!

(パネルをお借りして、それぞれの学校紹介も行いました!)

立川学園(聴覚障害部門)の皆様による手話での詩の朗読のシーン

立川学園のメンバーは2年前に、このパリサミットに現地参加したい!を活動を始め、その夢をかなえました!

ロビーで皆で対話をしている様子

会場内だけでなく、常にロビーも盛り上がっておりました!

このサミットのためにお力添え下さった皆様、本当にありがとうございました!

また参加メンバーからご報告が届きましたら、順次公開させて頂きます。

どうぞお楽しみに!

盛岡白百合学園とウズベキスタンJISとの交流レポート

盛岡白百合学園とウズベキスタンJISとの交流レポート

JIS副校長・エグゼクティブアドバイザー/盛岡白百合学園講師 下町壽男

  • ウズベキスタンとの交流の経緯

11月20日に盛岡白百合学園の中学1年生とウズベキスタンのJIS(Japan International School)タシケント校の10年生(高校1年生)とのオンライン交流を行いました。

JISは2024年9月にタシケントとサマルカンドに開校した私立学校で、ウズベキスタン初の日本型教育を取り入れたインターナショナルスクールです。私はJISの創設に関わってきた一方で、現在白百合学園で数学の非常勤講師をしていることもあり、今回の実施に至りました。

ちなみに、白百合学園では一昨年からOECDの協力をいただきながら、ウズベキスタンのブハラ州の22番学校と継続的に交流を続けていました。ところが今年から担当のサクラ先生がご退職されたことで、こちらとの交流は終了し、あらためて、JISとの交流を始めたのでした。今回は2回目の交流でした。

  • 他国との交流は自らを見つめるチャンス

事前にJISの担当の先生から、JIS側でやることとして、「自己紹介」「ウズベキスタンの伝統的な服を着てウズベキスタンの紹介」「日本についての質問」「詩を語る」「ウズベク料理の紹介」「桜を歌う」など多くのアクティビティを準備しているとの連絡がありました。

このことを生徒に話し、「みんなはどんなことをしたい?」と声をかけたところ、いろんな意見が出てきました。ハリーポッターの寸劇をやりたいといって昼休み時間中練習している生徒たちもいました。また、歌は「桜」よりもいまの季節の秋っぽい歌がいいんじゃないかと、皆で「たき火」を歌って盛り上がったりしました。これらは時間がなくて実際には行えなかったのですが、タブレットを持って学校内のクリスマスツリーなどを紹介するという案は実行することができました。

私は、生徒たちの和気あいあいとした話し合いを聞きながら2つのことを感じました。

一つは、国際理解というと、英語力やコミュニケーション力にフォーカスされるけれど、それ以前に「話す内容を持っていること」が大切だということです。

二つ目は、このようなウズベキスタンとの交流が行われることがきっかけとなり、生徒たちが、自分のこと、学校のこと、日本のこと、そして相手のことを考えることができたということです。

日本の学生は、学校のカリキュラムが過密で、課題や部活などもあって、とっても忙しいのですが、でも、学校が子どもたちの人格を陶冶し、彼らの成長を促す場であるならば、「自分は何者であるか」「世界の中で日本はどのようになっているか」などの問いに向き合う機会をつくっていくことも学校の重要なミッションであるよなあ、とあらためて感じました。

  • ウズベキスタンの子どもたちの笑顔から幸せを受け取る

さて、交流では、食べ物に関することや、学校生活について、アニメなどのエンターティメントについてなど、国境を超えて共通する話題を互いに紹介し合いました。彼らとの交流を見ていていつも思うのは、参加している全員が笑顔であるということです。笑顔でそこにいること、これが一番重要なコミュニケーションなのかもしれませんね。

そして、強く伝わってきたのは、JISの皆さんの日本語や日本のことを学びたいという気持ちです。本当に嬉しいことで、見ているこちらが彼らからたくさんの元気や勇気をいただきます。彼らは日本語クラスの先生と生徒たちなのですが、学んだことを、実際に日本人に向かって話すという活動を通して、知識として定着されようとしているのだなあと思いました。なので、ニコニコして彼らの言葉に耳を傾けるだけでも、この交流の意味があるのではないかと思いました。

  • 日本語を学ぶ根っ子にあること

彼らが日本語を学ぶ根っ子にあるのは、将来日本の大学に進んで、日本で仕事に就きたいという強い思いがあるからなんですね。彼らから、白百合の生徒に、将来の夢は何かという問いかけがありましたが、返答につまってしまう子が多かったようです。日本は、内向き、親方日の丸的な傾向が強いお国柄なので、ウズベキスタンのように早くから他国で働こうというビジョンを持つ生徒は少ないのは確かです。それより今ココを楽しむ、あるいは、直近のテストや出口の大学進学に集中しているということが多いのかもしれません。それは、特に悪いことではないと私は思います。でも同時に、世界に先駆けて少子高齢化が進む日本の子どもたちが「ゆで蛙」にならないようにしなければ、と私は痛感しました。夢を見つける場所としての役割の一端を学校は担っているはずですからね。

  • 見守ってくださる方々の存在に力をもらう

さて、これまで白百合学園が行ってきたウズベキスタンとの交流を実施するうえでとてもありがたかったことは、我々の交流を見守ってくださる多くの方々の存在があったことです。

OECDの皆様はじめ、個人的に応援してくださる方々。ちなみに今回は、ブハラ州で担当されていたサクラ先生も参加してくださいました。このような皆様が、ただただ温かい眼差しで見守ってくれていること、これが本当にありがたかったです。

  • 交流を終えて

交流後、生徒たちに、海外の人と交流するために必要なことは何だろうと問いかけました。すると生徒たちから次のような言葉が返ってきました。

・大きな声ではっきり話すこと。そして、言葉だけでなく、ジェスチャーなどを用いてコミュニケーションを行うこと。また、歌や踊りや絵などは言葉がなくても気持ちが伝わるので、そのようなコミュニケーションも大切だ。

・積極性を持って、互いに知り合うことが大切。一方的に自分のことだけ話すのではなく、相手の考えに関心を持つこと。

・相手を理解しようとすること。そのためには相手を尊重する気持ちが大切。

・自分の意見をはっきりさせておくことが大切。そのために、日ごろから「なぜ?」という視点をもつ。

・お互いのことを知ろうとする気持ちが大切。そのために自分の国のことを知っておくこと。

  • おわりに ~個人から「Co人」へ~

今回の交流を通して、生徒たちは多くのことを学んだのではないかと思います。他者への思いやり、自分の良さを知る、自らの意見を持つ、他者の優しさに触れる等々。そして、それらの学びは、学校という枠を越えていくときにこそ生きて働く力になるのだと思います。

学校に通う子どもは、否応なく学校という組織に所属する「生徒」であることを求められます。しかし、にもかかわらず、生徒たちは、そこを離れて独立した「個人」でもあります。そして、個の成長を促すのは、このような他国との交流の場なのではないかと私は思います。

最近は、個別最適な学びという言葉もありますが、学校というコミュニティにおいて、個人はしばしば「孤人」になりがちです。

私は、「個人」を組織の呪縛から解放された存在でありつつ、多くの他者とのネットワークを持つ人と考えてみたい。つまり、特定のコミュニティに依拠するのではなく、様々な他者と関係を持って活動を起こしていくということです。そこで私は、「Co人」という言葉を定義したいと思います。CoとはCollaboration , Cooperation , Co-creation, Communication などの意味を持っています。

もし、世界中の一人ひとりが、「Co-人」として自立し、世界と交流し、知見を分かち合うことができればどんなに素敵なことでしょう。

生徒部会日本支部「Flying pEnguins」主催、パリでのプロジェクト無限大生徒教師サミットの準備会のご報告

こんにちは!生徒部会に所属している、AnnaとKyokaです!

11月27日に私たち生徒部会日本支部「Flying pEnguins」主催、パリでのプロジェクト無限大生徒教師サミットの準備会を行いました。ここでは主に、生徒教師サミットにむけたマインドセットの準備やサミットを想定した学びの準備を行いました。

Anna

私は今回初めて司会をしてみて、色々な人と協力して場を動かすことはとても大変でしたが、それ以上に達成感があると感じました。

司会進行するなかで特に時間管理が重要だと分かり、それを色々な役割の人と話すことで、もし何かが起きたときにも素早く対応できると分かりました。

サミット中でも二十分の発表時間があるので、クラスターの人と時間配分をうまく調節できたらいいなと考えました!

この準備会を通して、自分から参加したいと思う人の気持ちがその人自身から聞けて、とても嬉しかったし、安心できてよかったです!

また、各クラスターのMVPを聞き合うことで、サミット当日の完成度がより高まったり、今、周りがどのような状況なのか確認できてよかったです。

Kyoka

私は、オンライン上では初めて司会をしてみて、全体の雰囲気を見ながら進めるのが難しかったですが、準備をきちんと行い時間配分を考えながら進めることができてよかったです。限られた時間の中で、話し合うべきポイントを押さえて会を進めることが司会としても参加者としても大切だなと感じたのでサミットにも活かしていきたいです。

また、サミットに参加する意義を誰かに自分の言葉で発することで、よりサミットを見据えたマインドセットができてよかったです。みなさんにサミットに参加する意義を当てて聞いてみると、すっと自分の言葉で言い表すことができていて、サミットへの期待値が高まっていると感じることができ、サミットやその後も楽しみになりました!

この会を通して、参加してくださったみなさんの生徒教師サミットに参加する気持ちや責任感を高め、生徒教師サミットが有意義なものとなることを期待しています!