プロジェクト無限大:日本・チャイニーズ台北・韓国クラスター会議からの報告

一般社団法人未来の大人応援プロジェクトのお声掛けで集まった、熊本県立天草拓心高校SBP部、三重県立相可高校食物調理科料理クラブ、台湾開平餐飲學校、韓国国際調理高等学校の生徒さんたちの打ち合わせが、これまでに2回開催されました。

5月に開催された1回目の顔合わせ会議では、自己紹介や学校紹介の後、料理が好きな生徒さんたちのグループでもあり、「災害はいつどこで起こってもおかしくないので、食べたくなる非常食を創りたい」と提案がなされました。「世界の非常食がどのようなものか調べてみたい」と声があがり、非常食について調べることになりました。食べ物で、ウェルビーイングにどう貢献できるのかを考えるのはワクワクする、と韓国の先生からも、感想をいただきました。

6月に開催された2回目の会議では、生徒たちがそれぞれに調べた内容を発表してくれました。それぞれ自国の非常食に加えて、アメリカやフランスの非常食や、また非常食に求められる特徴などを調べて報告し合いました。食べなれた味がよい、という報告から発展して、「誰のための非常食か、なぜ非常食か、非常食に求められること」を更に深く考えていこう、ということになりました。

また、このプロジェクトは実験室のようなものなので、まだ世の中にないやり方であたたかい非常食を作るなど、非常食のイノベーションを楽しみましょう、とe2030チームからも励ましをいただきました。

8月には能登でのワークショップが開催されるため、実際に非常食を食べる経験をした能登の生徒さんたちへの質問も、準備していきます。

最後は韓国の♡のサインで、集合写真を撮りました。