近年、私たちは少子高齢化や過疎化、社会経済的格差の拡大、グローバルな地政学的変化、ICTの急速な進展、地球環境の変化と自然災害といった様々な課題に直面しています。そんななか、未来の教育像・教職像とはなにか、教育が未来をどのようにつくっていけるのか、日本ならではの政策課題や社会の変化と国際的な変化の両方を踏まえて、未来の教育を実践と研究の双方から描いていく必要があります。
こうした背景から、OECD日本共同研究では、2030年や2040年に当たり前となるような教育の原型を今から創造するために、Doタンク(壁のないあそびbAやOECD2030プロジェクト無限大)とThinkタンク(TWG:テーマ別ワーキンググループ)、共創事務局の三車輪で活動をおこなっています。TWGはマルチステークホルダーにより構成されるテーマ別のグループで、Doタンクでの実践を踏まえて教育政策を練り、未来実装や実態に基づく提言をおこなう役割があります。
政策課題を検討するプロセスには、教育行政関係者、教職員、研究者、企業やNPO、教員志望の学生、生徒、卒業生を含む多様な立場の人々が関わっており、草の根レベルの多様な実践やユニークな取り組みを拾い上げて議論を重ねることで、政策策定決定プロセスそのものが革新的なものになると考えています。
各TWGテーマ
TWG1:生徒と学び(多様な生徒エージェンシー、生徒のウェルビーイング・居場所 等)
TWG2:教師と教え(教師エージェンシー、教師のウェルビーイング、教員養成、教員研修等)
TWG3:学校(校長リーダーシップ、学校経営・運営、教育・福祉連携、外部共創)
TWG4:カリキュラムのデザイン・実施・評価
TWG5:AIなどの技術と教育
TWG6:危機における教育と学び
TWG7:OECDデータや分析及びTWG1-6マルチステークホルダー対話を統合し未来への提言