【日本OECD共同研究月間】価値観アップデート 過去を超え、常識を超え、壁を超えて、新しいミライを再構築


 今年、我が国では、年明けから能登半島地震が起きました。世界でも、戦争や紛争、自然災害が絶えません。また、生成AIなどの新しい技術が急激に発展する中で、Education 2030グローバルフォーラムでは「ますます先の読めない未来を、私たちはどう生きるのか。教師としてどうありたいか」の対話を続けています。対話の内容は、現在、国際共創により進めているOECDティーチングコンパスの内容にも反映される予定です。
 「OECDティーチングコンパス」の共創プロセスにおいては、教育現場から、コロナ禍や紛争への対応などが重なり「現場が対応疲弊・改革疲弊」を起こしていると報告する国もあります。そこで、OECD本体の議論では、新しい未来を再構築するためには、個別の対応や個別の政策に眼を奪われるのではなく、教育全体をエコシステムとして捉え、個々の対応/政策の「根底にある価値観から問い直す」必要性が強調されています。
 そこで、日本においても、本年度の共同研究月間のテーマを、「価値観アップデート 過去を超え、常識を超え、壁を超えて、新しいミライを再構築」としました。皆様の目の前の変化・変革・改革に対して部分対応/部分最適に陥りがちな日常を超えて、「全体最適を見渡す機会」や「様々な価値観を問い直す機会」を皆様と共に創出できれば幸いです。皆様の立場によっては、生徒像/教師像、学校像、授業観、研修観、教育観、社会観/国家観などアップデートが望まれる価値観は異なると思います。そこで、色々な共創パートナーの皆様が、多種多様なワークショップを企画して下さっています。

 最後に、2024年は、日本のOECD加盟60周年の節目の年となります。OECD本体のE2030関連ワークショップについてもご案内致します。これらのワークショップは、英語のみでの開催(通訳なし)となりますが、ご関心のあるものがございましたらご参加ください。

下記のURLより、イベントカレンダーの各セッションのリンクをクリックすると参加登録のページが開きます。

「みんなで作ろう!私たちの学校のコンパス!〜始めようSCHOOL WE WANT〜」開催のご報告

12月26日(火)に「みんなで作ろう!私たちの学校のコンパス!〜始めようSCHOOL WE WANT〜」を泉大津市立小津中学校のメディアセンターで開催いたしました!

未来へのタイムトラベル「学校のコンパス」をつくる旅(「学校のビジョンづくり」編)と題して、「旅」をコンセプトに小津中学校の生徒さんが中心となってワークショップを進行してくださいました。

本ワークショップは、小津中学校の生徒さんが「AIがもたらす未来」をテーマに作成したラジオを参加者全員で聞き、OECD Education2030のグローバルフォーラムに参加した生徒・学生の皆さんの「語り」からインプットが行われました。また、「政治・経済」「社会」「科学技術」に関するデータから未来を創造する時間があり、2040年の未来を参加者全員で妄想しました!

「学校のビジョンづくり」のセッションでは、小津中学校の「学校のコンパス」ができるまでの生徒と教員の共創についてパネルデスカッションで共有していただきました。その後、生徒と大人のグループに分かれ対話をしました。大人のグループでは、「学校のビジョン」を自分の学校で生徒と共創するにはどうすれば良いのか、生徒のグループでは、ゼロベースから評価について考えました。

対話の詳細については、別途ホームページでもお伝えさせていただきます。

本ワークショップが今年最後のワークショップでした。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。