「今さら聞けないキーワード、ゼロから捉え直そう! 〜「見方考え方」「教科横断」「日常と教科の往還」「カリキュラムオーバーロード」「教師エンゲージメント」〜 テーマ別ワーキンググループ4(TWG4) 主催」のご報告

2/20日に行われた「今さら聞けないキーワード、ゼロから捉え直そう! 〜「見方考え方」「教科横断」「日常と教科の往還」「カリキュラムオーバーロード」「教師エンゲージメント」〜 テーマ別ワーキンググループ4(TWG4) 主催」の様子をお伝えします!

こんにちは!OECD生徒部会のれいです!今回のワークショップでは「場づくりメーカー」として、そして「中教審初等中等教育部会教育課程部会を傍聴した学生」としての感想をお話しさせていただきました。

今回のWSでは教育課程という少し難しいと感じる内容であったため話しやすい環境を対話の前に作っておくことがとても大切だと感じていました。しかもそれを自己紹介に組み込むという予定であったので本当に不安でした。私は自己紹介として自分の苦手教科と大学で水産業について学んでいることをお話したあと、アイスブレイクとして苦手な教科と好きなお寿司を参加者のみなさんに聞いてみました。これがしっかりアイスブレイクになるかどうか心配でした。しかし、参加者の皆さんが積極的に回答してくださり、とても温かい空気感にすることができました。あの場の皆さんは対話を楽しもうという意識でお越しくださったので本当にいい環境で進めることができたと今振り返って思います。

「中教審初等中等教育部会教育課程部会を傍聴した学生」としての感想は「余裕のある教育課程」についてお話しさせていただきました。中教審初等中等教育部会教育課程部会では現場の先生の負担を減らすための議論が多く見られました。私は先生の負担を減らすために先生の裁量部分を大きくすることがいいのではないかという感想を持ちました。「裁量部分が大きい学習指導要領」が「余裕のある教育過程の編成」につながり、「座学だけに囚われない新しい授業の取り組み」にもつながってくるのではないかと思ったからです。しかし、その後OECDのMihoさんが「実は日本では現場の裁量が大きい」というお話をしてくださいました。これを受けて私は先生の負担を減らすということから議論に入ってしまい、生徒のより良い学びのための議論という視点が抜けていたのでないかということを考えるようになりました。先生の負担を減らす意識はとても大切です。しかし、そこにフォーカスしてしまうと「生徒のための学習指導要領」という視点が抜け落ちてしまいます。私は「先生のために」「余裕を増やす」というところから議論を始めてしまいました。もちろん必要な視点かもしれませんが、「生徒のために」「先生の余裕を増やす」という視点で考えていればもう少し違ったものになったのかもしれないと思いました。実際、私の発表の前に文科省の教育課程課の岩岡さんがお話くださったことは先生の負担を減らすことは意識しつつ、「生徒のため」という根本は大切にされていました。

教育課程や学習指導要領が「誰のためのものなのか」という視点は絶対に忘れたくないことだと痛感しました。そして今回のWSでは参加者の方もそれを実感することができたのではないかと思っています。