非常時に備える、国を越えた生徒と教師の国際共創コミュニティ:Emergency Relief Club (ERC)  Informal Friendship Day

Emergency Relief Club (ERC) は、OECD Education 2030/2040が主催するプロジェクトで、児童・生徒と教師がエージェンシーを発揮して、自然災害など様々な非常時を見据え、人道支援、防災、創造的復興支援に、積極的な役割を果たすことをサポートする活動です。2026年1月末からの開始を予定していますが、既に参加を表明してくださっている日本、トルコ、インドネシアの学校から生徒・教師がプロジェクト開始前に集い、 Informal Friendship Day を11月末に開催し、顔合わせを行いました。

日本からは、輪島高等学校、飯田高等学校、またAIx防災プロジェクトで輪島高校と共創を続けてきた青楓館高等学院が参加し、それぞれの学校紹介を行いました。トルコの先生からは、ERCの趣旨に沿ったオンラインでの共創活動の例をいくつか紹介いただき、参加生徒たちは、どのような活動を海外の生徒たちとやってみたいか、胸を膨らませました。

本イニシアチブは、生徒と教師のためのグローバルなプラットフォームを提供することで、非常時における国を越えた支援活動の推進を目指しています。またカリキュラムや学校を、非常時においてもより適応力の高いものへと変革し、教育がどのような状況下でも、持続可能かつ効果的なものとなることを目指します。今後、自然災害の影響を受けた地域の学校や、レジリエンス教育に積極的に取り組む学校の皆様にもお入りいただきたく、公募を行う予定です。もしご興味があれば、事務局(collective@u-gakugei.ac.jp)まで遠慮なくお問合せください。

「過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム -今を生きる私たちのミッション‐」を開催いたしました!

12月11日(木)に、OECD教育スキル局のパウロ・サンティアゴ氏、内科医/宇沢国際学館代表取締役でいらっしゃいます占部まり先生、政策研究大学院大学教授(内閣府から派遣)/元OECD経済局エコノミストでいらっしゃいます横山直様をお迎えして、ハイブリッド形式で、「過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム -今を生きる私たちのミッション‐」が開催されました。

元 OECD日本政府代表部特命全権大使でいらっしゃる兒玉和夫様や、文部科学省 国立教育政策研究所 所長特別補佐(国際共同研究担当)(併)文部科学省 大臣官房文部科学戦略官でいらっしゃいます大野彰子様 他、多くの方がご登壇くださいました。

全国から生徒学生や、様々なバックグラウンドをもつ大人が会場に集まり、それぞれの体験やそこから得た学び、想いを共有し合い、とても熱くあたたかい時間となりました。

オンライン上でも、平日の日中にも関わらず、たくさんの方がご参加くださいました。海外からつないでくださる方もいらっしゃり、物理的に離れていても、いつでもこうして対話ができる関係、助け合える関係であることを改めて確認する良い機会にもなりました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

当日のアジェンダをこちらに載せさせていただきますので、ご覧ください。

12月11日開催「過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム ー今を生きる私たちのミッションー」のご案内

過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム -今を生きる私たちのミッション‐」が、12月11日(木)14:30‐17:30に、OECDのパウロ・サンティアゴ氏他をお迎えして、ハイブリッド形式で開催されます。

PRTimesのリンクはこちらになります。詳細も記載しておりますので、ぜひご覧ください。

過去を超え、常識を超え、国境を超え2040年の日本をデザインするシンポジウム | 国立大学法人東京学芸大学のプレスリリース

ぜひともお知り合いにもお声がけいただき、ご参加いただけますと幸いです。

参加登録は下記リンクからお願いいたします。

参加登録フォーム:https://forms.gle/5wtMPnGRdr1fYJv26

現在、まだ対面参加(全国町村議員会館@東京都千代田区)も受け付けております。

定員になり次第、対面参加は締め切らせていただきますのでご了承ください。

お申込みの締め切りは、12月10日(木)18:00です。

どうぞよろしくお願いいたします。

【日程のご案内】12月11日開催:2040年の日本の教育をホンキで考えるシンポジウム(仮) 

大切なお知らせです。

このたび、OECD 教育・スキル局 政策助言・実施課長の パウロ・サンティアゴ氏 が、文部科学省主催の「不登校国際フォーラム」(参考:こちら)にご登壇されるため来日されます。

この機会をとらえ、日本OECD共同研究では、パウロ課長をお迎えし、国際比較で見た2040年の日本の教育の課題と可能性、及び、日本国内における多様な地域の実情を考えます。

そして、他国に例を見ないスピードで少子高齢化が進む「課題先進国•日本」から、未来の教育の先取り実装に試行錯誤しながら、日本OECD共同研究の一環として取り組んできた現場の実例を紹介し、2040年の日本の教育をホンキで考えるシンポジウムを下記の通り開催いたします。

# 世界の教育に興味がある方

# OECDとの共同研究にご興味がある方

# 未来の日本の教育について一緒に考え、行動したい方

学校現場(生徒・教員・管理職)、教育委員会、行政、研究者、NPO・企業、教師を目指す学生の皆様など、教育に関わる多様な立場の方のご参加を歓迎いたします。現場と政策をつなぐキーワードに関心のある皆さまにとって、国内外の最新動向と日本の挑戦を一望できる時間になることを目指しています。

パウロ・サンティアゴ氏 経済協力開発機構(OECD) 教育・スキル局 政策助言・実施課長OECD教育・スキル局における政策助言・実施課の課長として、加盟国およびパート ナー国に対し、教育政策全般に関するエビデンスに基づく助言を主導している。これには、初等・中等教育から高 等教育まで、教育のあらゆる分野が含まれる。 サンティアゴ氏は2000年にOECDに入局し、教育・スキル局のアナリストとして、教員政策、高等教育政策、教 育における公平性、教育評価とアセスメント、学校教育における資源活用、教育資金など、幅広い教育政策分野 を対象とした国際比較レビューを数多く担当してきた。これらの取組を通じて、OECDの政策指針、包括的な分析の枠組み、今後のデー タ収集のための開発的作業、そして各国の実践に関する豊富な知見を有している。また、これまでに25か国以上において、教員政策、 高等教育政策、教育評価政策、学校資源活用に関するレビューを主導している。 ノースウェスタン大学にて経済学の博士号を取得

🌏 ワークショップ概要(ドラフト)

内容は以下の3本柱を予定しております。詳細のドラフトアジェンダは、お申込みいただいた方に、後日お送りいたします。

  • パウロ課長による基調講演
  • 2040年未来の日本へ贈る、等身大のラブレター「中間まとめ」の発表
  • OECD Education2040 グローバルフォーラム(2025.11.24~11.26)凱旋報告

🗓 開催概要

日時:12月11日(木) 14:00開場 14:30~17:30(予定)

開催方法:ハイブリッド(会場+オンライン)

対面会場:全国町村議員会館 〒102-0082東京都千代田区一番町25番地

※会場参加につきましては、先着順で受付いたします。定員を超えるお申し込みをいただいた場合、オンラインでのご参加をお願いすることがございますので、あらかじめご了承ください。


📝 お申し込み

下記フォームよりお申し込みください。

フォーム:https://forms.gle/5wtMPnGRdr1fYJv26


皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

TC(ティーチングコンパス)日本語訳完成ローンチは、大成功でした!

11月3日の夜おこなわれました【TC日本語訳完成ローンチ】は、祝日の遅い時間にも関わらず、最初から最後まで、大勢の方がご参加下さいました!

様々な年齢層(最年少は中学生!)、様々なお立場の方がご参加下さり、TCの注目度の高さを感じました。と同時に、TCは、これまで「日本OECD共同研究」に参画されてきた皆様が、それぞれの研究チームや様々なWSで発信された研究の成果やアイディアや想い、またそういった場を創るために裏方の作業を進めてこられたスタッフの皆様の努力や願い、そういったものが全てつまっている賜物なんだなぁと実感し、嬉しく思いました。

皆様、本当におめでとうございます。
ここからはTCを、LC(ラーニングコンパス)と共に、皆で育てていくフェーズに入るのかなと思います。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

OECDティーチングコンパス日本語訳完成ローンチ(11/3)のご案内

皆様、こんにちは。うれしいお知らせとシンポジウムのご案内です。

ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、日本のOECD加盟60周年の節目の年となった2024年、日本がOECD E2040(当時2030)グルーバルフォーラムのホスト国を務めました。

ティーチングコンパス完成前に、日本で議論を深め、世界と共創できたことにより、ティーチングコンパスは、決して「輸入物」ではなく、多くの現場の先生より「ティーチング・コンパスには我々が身近なものが詰まっています」とのお声を頂いています。

しかしながら、原文そのままでは、身近なコンセプトも馴染みのない概念に感じることもあるかと思います。そこで、日本OECD共同研究でも長年お世話になっている学習院大学教授秋田喜代美先生のご発案の元、秋田先生ご自身が監訳総括をお務め下さり、日本OECD共同研究総合座長戸ヶ崎先生やその他の監訳/翻訳協力メンバーの総力で、ついに日本語訳が完成致しました。

そこで、以下の日本語訳完成を記念し、シンポジウムを予定しております!

第一部: ティーチング・コンパス日本語訳完成記念シンポジウム日時:11月3日(月・祝)20:00-21:00 
OECDティーチング・コンパスの概念を深掘りしつつ、日本の文脈に合った解釈をTALISの最新データを紐解きながら、日本ならではの教職の価値付けと新しい物語り(ナラティブ)へと想いを馳せれればと思います。
司会:佐藤 悠樹 (OECD日本政府代表部一等書記官)
パネリスト
秋田喜代美(学習院大学教授/OECDティーチング・コンパス日本語訳監訳総括ーアカデミアの視点から)
戸ヶ﨑勤(戸田市教育長・日本OECD共同研究総合座長ー現場の視点&教育委員会の視点から)
中村 賢治(広島大学大学院人文社会科学研究科ー教師を目指す学生の視点から)
田熊美保(OECD教育スキル局シニア政策アナリストーOECDティーチング・コンパスをTALISデータで紐解きながら話題提供)
第二部: ティーチング・コンパス〜日本における過去、現在、これから〜日時:11月3日(月・祝)21:00-22:00 
シンポジウム後にお残り頂ける方には、ティーチングコンパスが完成するまでの国際共創の秘話や、現在日本では教員研修・指導主事研修などに、どのような活用のされ方をしているか、また今後の教職課程への活用の可能性など、日本からOECDティーチング・コンパス創りに参画した現場の教員や研究者から話題提供を頂きます。
司会:TBC
パネリスト 
過去からこれまでーティーチング・コンパスが生まれるまでの秘話
竹内陽渚(予定ー広島市立大学国際学部生ーOECD無限大プロジェクト共同立ち上げた体験、イスラエル会議で日本の学校と未来の教室を比較した発表体験)
三浦一郎(姫路市立小学校教諭ーOECD学校ネットワーク・プロジェクト無限大に参加した体験、震災・学校支援チーム(EARTH)の事例をティーチング・コンパスに話題提供した体験)
ティーチング・コンパスの現在地ー活用事例
西村圭一(東京学芸大学教授ーティーチング・コンパスを活用した新しい研修の事例共有)
ティーチング・コンパスのこれから、未来へつなぐ活用の可能性
阪東哲也(鳴門教育大学准教授ーティーチング・コンパスを活用して未来の教職課程に活用する可能性)

◆参加登録フォーム

日本語訳ローンチご参加をご希望される方は、下記のフォームより、11/3(祝・月)12:00までに、ご登録をお願い致します。

https://forms.gle/f2EFmqr7c4pmuJBA7

ご登録下さった皆様に、後日、zoomの情報など、詳細のご連絡を差し上げます。

◆参考資料

OECDティーチング・コンパス原文が完成する前の議論も一読下さると、国際共創のプロセスにおいて、日本がいかにリーダーショップ・存在感を発揮してきたか、「疑似体験」となるかもしれません。以下、ご一読ください。

また、このシンポジウムは、Peatixでも配信しております。こちらも、ぜひご覧いただければ幸いです。

https://peatix.com/event/4646724/view

「さんすう数学あそび座 Autumn 2025」のご案内

みなさま、今日から9月ですね!まだまだ暑いですが、良い秋を迎えられますことを願っております。

さて、さんすう数学あそび座から、下記のお知らせをいただきましたのでご案内させていただきます。前回も、募集人数を超えるお申し込みを頂いたこちらのイベント、ぜひご参加ください♪

*****

11月1日(土)に「さんすう数学あそび座 Autumn 2025」を開催させていただきます。

イベントでは、その場でチームを組み、好きな問題を選んで挑戦していただきます。

ぜひ、お知り合いやお友達をお誘いあわせのうえ、ご参加いただけますと幸いです。

ご参加を心よりお待ちしております。

*** 開催概要***

開催日時: 2025年11月1日(土)10:00~12:30 ※昼食前の解散になります

場所:東京学芸大学附属小金井中学校 体育館

(東京都小金井市貫井北町4-1-1・東京学芸大学敷地内)

JR中央線 武蔵小金井駅より京王バス「中大循環」に乗り、【学芸大東門】下車

JR中央線 武蔵小金井駅より京王バス「小平団地行き」に乗り、【学芸大正門】下車

JR中央線 国分寺より銀河鉄道バスに乗り、【学芸大学】下車

※両駅より徒歩20分程度

対象: 小学生(中・高学年)、中学生

参加費: 無料 お申込み:https://forms.gle/FuoeBE7W973SVReJ8

申込締切: 10月25日(土)

案内チラシを添付いたします。

チラシには、過去のイベントの様子やご参加いただいた方のお声を載せております。

ご質問等ございましたら、お気軽に本メールアドレスまでお問い合わせください。 mathasobiza@gmail.com

どうぞよろしくお願いいたします。

*上のチラシはダウンロードもして頂けます。

北海道あそび座(EZO座)がワークショップを開催します!

北海道あそび座(EZO座)が、「みんなでつくるゆめのまち」というタイトルのワークショップを、北海道武蔵女子大学で、8月9日(土)に開催します!

一人ひとりがおもう「ゆめのまち」をブロックや紙やペンなどで表現します。小さなお子さんも大人も参加可能で、「ゆめのまち」をつくる過程(プロセス)を皆で楽しみます!

ご参加になられたい方は、チラシの中のQRコードから、ぜひお申し込みください。

           ↑チラシをダウンロードして頂くこともできます。

Teaching Compass in Action OECDティーチング・コンパスの実践と理解へ ‐日本とルーマニアの学校の学び合いを通して‐

こんにちは。高崎市立並榎中学校のこばです。フランスの写真をAIにかけたら、坊主がスキンヘッドになりました。

今年の2月から、ルーマニアのグリゴレ・モイシル国立高校と国際共創を行っています。

レポートします。

1. はじめに:プロジェクト∞無限大の成果物が繋いだ。

 昨年12月、プロジェクト∞無限大の生徒教師国際サミットがパリで行われた。そこで私のチームが発表した成果物が、ルーマニアのグリゴレ・モイシル国立高校の教師、アレクサンドラ先生の目に止まった(写真はアレクサンドラ先生お気に入りの私のチームのプレゼンの一部)。

 お互いに「文化の違いを乗り越える学びの場を生徒に提供したい」という共通の願いを持っていたことから、2校間でのオンライン交流が始まった(枠内はアレクサンドラ先生からのメッセージ。

こんにちは!私はルーマニアの教師、アレクサンドラです。InfinityのMVPを拝見しましたが、とても素晴らしいプロジェクトですね!ぜひこのプロジェクトを続けてほしいと思いますし、私の学校も参加したいです。
英語は問題ありません。AIで翻訳できます。プロジェクトを担当された先生の一人とお話ししたいです。
よろしくお願いします!ありがとうございます!
Hi! I am Alexandra, the teacher from Romania. I read your MVP for the Infinity and I like your project very much. I hope you continue the project and I would like my school to join.English is not a problem, we have AI to translate. I want to talk to one of the teacher that coordinated the project. Thank you!

2. 国際共創の概要

 プロジェクトは、ルーマニア側の「RISE&REBOUND」プロジェクトへの協力という形から始まった(以下プロジェクト資料より。活動内容を抜粋した。便宜上丸数字をつける)。

主な活動内容:①「Rise and Rebound(ライズ・アンド・リバウンド)」
 生徒と教師による混合チームでの親善サッカー試合と、その後の振り返りセッションを行います。この活動 では、成功と失敗の両方から学び、チームワークとオープンな対話を通じて、共感、公平性、協働といっ たグローバル・シティズンシップの核心的価値を育てます。②「Emotion Jenga(エモーション・ジェンガ)」
 クラシックなジェンガをカスタマイズし、各ブロックに教室での感情に関する質問が書かれています。生徒 と教師が交互にブロックを引きながら、自分の感情について語り合い、正直な会話と共感を促進します。感 情への気づきや異なる視点の尊重を学びます。③「Respect & Self-Respect(尊重と自尊心)」
 心理士によるインタラクティブなウェビナーで、尊重と自尊心がコミュニケーション、境界、学校内での人 間関係にどのように影響するかを探ります。感情的リテラシーと相互理解の促進を目指します。④「United Against Bullying(いじめに立ち向かう)」
 生徒、教師、保護者、地域の関係者が参加するコミュニティ・ウェビナーです。いじめやサイバーいじめへ の理解を深め、早期警告サインを認識し、より安全で思いやりのある学校づくりのための共通戦略を考案 します。デジタル責任と尊重の文化を築くことを目的としています。⑤「Culture Connect – グローバル市民ポスター展示会」
 生徒と教師が協力して、世界の文化、価値観、伝統を祝うポスターと情報スタンドを作成します。異文化理 解や多様性への敬意を育み、ピアラーニングと国際的な対話を通じてグローバル・シティズンシップ教育 を促進します。⑥「AI for Good – 倫理的かつ創造的なAI活用を探る」
 生徒がAIツール(チャットボット、デザインアプリ、データビジュアライゼーションなど)を使って、学校 生活の課題を解決したり、コミュニケーションを向上させたりする実践型ワークショップです。ディスカッ ションでは、AIの倫理的使用デジタルアイデンティティクリティカルシンキングについても深掘りし、 責任あるデジタル参加を促します。

①について、3月にプロジェクト∞無限大の日本のチーム2名が、コンサルティングのような形でオンラインミーティングを行いました。

③④について、ルーマニアのチームと並榎中学校のチームで5月と6月にウェビナーを共創しました。具体的には、

1. オープニングと目的の説明

2. アイスブレイク

3. PPTプレゼンテーション

4. ブレイクアウト・ディスカッション

5. グループ発表と全体のふりかえり

6. クロージングと行動への呼びかけ

と進められるウェビナーの中で、PPTプレゼンテーションを共創しました。

PPTプレゼンテーションは①打ち合わせ、②リハーサル、③本番という流れで形にしました。

※プロジェクト∞無限大への参加経緯は、こばの個人応募という形、「RISE&REBOUND」プロジェクトは教育課程内の特別活動の形を取り、生徒会本部役員と学級委員会として参加した。それゆえ、私のチーム、並榎中学校のチームと使い分けている。

3. 国際共創ローンチ

 「RISE&REBOUND」プロジェクトが一区切りついたあと、そのプロジェクトの途中でOECDティーチングコンパスがリリースされたことから、グリゴレ・モイシル国立高校、並榎中学校、日本OECD共同研究事務局、FG3の中村賢治先生、プロジェクト∞無限大関係者、生徒部会で「RISE&REBOUND」プロジェクトとOECDティーチングコンパスの関係について、考え、理解を深める国際共創ローンチを行った。

 グリゴレ・モイシル国立高校、並榎中学校、日本OECD共同研究事務局、FG3の中村賢治先生でPPTプレゼンテーションを行ったが、そのノウハウは上記ウェビナーと同様の段取りであった。

4. まとめ

 突然のルーマニアからのラブコールで最初は戸惑ったが、プロジェクト∞無限大OGのプロジェクトのマインドを引き継いでいきたいという希望に後押しされ、動き始めることにした。

 私自身英語ができないため、不安であったがアレクサンドラ先生の翻訳アプリを駆使したガイド、zoomにおけるEventcat(zoomと連携できる翻訳サービスの活用)、東京学芸大学のたまきさん、日本側の英語教師の助けにより、どうにかこのプロジェクトに取り組むことができた。

 このプロジェクトはOECDラーニングコンパス、ティーチングコンパスの実践であり、研修でもあった。生徒たちは変革をもたらすために、ルーマニアの生徒と対話を重ねた。私は、国際共創においてウェビナーが非常に有効でそのノウハウを身につけた。その過程で、マネージャー、ファシリテーター、変革の実践家とあらゆる役割をこなした。本校の英語教師は、このようなプロジェクトに参加することで、生徒が文脈の中で英語で伝えたいというシーンに出くわし、この生徒の欲求を再現できる状況をつくりたいと言っていた。

 本実践は汎用性があるものだと思う。このような実践が広がることを切に願う。

いいっしょ日誌 vol.13

こんにちは、ゆいです!

今回は5月22日に開かれたブレスト会についてお話していきます。

この日は、4名でブレスト会をしました。

話題は、特に決めずに自由にお話を進めていきました!その中で、次の夏のWS(ワークショップ)の内容のアイディアを出し合いました。自分たちがやりたいことや挑戦したいことと、WSを掛け合わせた内容が浮かんできていて、既に良いWSになる予感がしています☺️

今回も楽しかったです🎶

これからもどうぞよろしくお願い致します!