サンジョゼフ校のメンバーが能登を訪れ「おさんぽメガネワークショップ」を一緒に行いました!

お久しぶりです!

OECD生徒部会日本支部所属 大学3年生の竹内舞です。

7月10日~7月12日にかけて、フランスのサンジョゼフ校日本セクションの生徒3名・教員1名と共に石川県能登町へお邪魔しました。始まりは、2年前のProject infinityでのStudents and Teachers summit in Parisです。日本から参加した石川県立輪島高校の生徒が異文化体験としてサンジョゼフ校さんの協力のもとホームステイをしました。両校の関係はその後も続いており、今年はサンジョゼフ校の皆さんが来日しました。

1日目は、能登町立柳田中学校で全4回シリーズにて開催中の”おさんぽメガネワークショップ”(OECD生徒部会日本支部とOECDが共同開発中)に参加しました。柳田中学生約40名、輪島高校生8名(卒業生含む)、教員約10名、サンジョゼフ校4名、Flying pEnguins1名の計60名程度での開催でした。おさんぽメガネワークショップとは、おさんぽをしながら、日常の風景をさまざまな教科の視点で見たとき、「どのような気づきがあるのか」を対話し、学び、物事の見方考え方を問い直すというものです。柳田中学校生の企画の元、立場をごちゃまぜにした1グループ8名程度のグループに分かれ、80分のおさんぽをしました。その後の振り返りでは、「”俳句と川柳の違い”という話題から、帰路では今日のおさんぽを川柳で表現した」「石の水切りをしたとき、その原理をみんなで考察した」といったエピソードがありました。また、「おさんぽメガネワークショップを体験する前後で、日常の出来事が「なんでそうなるのか?」を考えるようになった」といった自身の変化を感じている生徒もいました。

その後は、珠洲市にある石川県立飯田高校 のある先生のご自宅にお邪魔し、BBQをしたり、夜には花火をしたりと、自然を肌で感じました。飯田高校生2名も一緒に、ご飯を食べながら珠洲市の魚や、文化についてお聞きしました。

2日目は、朝から目の前の海でカヤックやサップに乗ったりしたのち、輪島高校までドライブをしました。輪島高校生が震災によって土砂崩れが起きた場所を通り、そこがどう変化したのか、また、その時の心情をリアルに語ってくださいました。土砂崩れにより、道路が壊れてしまったので仮設道路ができたことや、そこから見える風景がとてもきれいだったお話が印象的でした。ある卒業生は、「前までは、仮設道路を通るとネガティブな気持ちになっていたけれど、今回フランスの人たちと一緒に見てみると新しい視点で見ることができた。そうしたら、仮設道路に対してとてもポジティブな気持ちになった。」と語っていました。その後は、世界農業遺産である”千枚田”に立ち寄り、もともとは1004枚あった田んぼが、今は1000枚を切ってしまっているので、早く1004枚まで戻ってほしいといった本音も聞かせて下さいました。

3日目は、朝市があった場所に行き、輪島の3種類あるマンホールを探したり、出張朝市でお買い物をしたりしました。また、輪島塗芸美術館では、万博でも飾られた、輪島塗で装飾された地球儀を見ました。その後は、コミュニティセンターでお昼ご飯を食べ3日間の振り返りをしました。振り返りでは、”日本とフランスの違いをどういうときに発見したのか”や、”この3日間を通してどういう変化があったのか”について対話しました。フランスは電柱が地中に埋まっていて、電柱がない景色が現代的だそうです。しかし、地震の多い日本では地震が起こった時復旧がしやすいよう”電柱は地上にある”そうです。なんでも現代的で最先端がいいというわけではないということを改めて実感しました。

このご縁がこれまでずっと続いてきたように、今後もオンライン上ででも繋がり続けられるようにしたいです。私は、この三日間を通して、やっぱり、物事は多角的な視点で捉える必要があることを再認識しました。またそのためには、自分一人で考えるのではなく、新しい価値観を持った人と対話し学び合うことが必要だと感じました。