OECD日本共同研究プロジェクトの壁のないあそび場-bA-:こども・若者の居場所づくり 座の植竹です。
茨城県内で大学生や通信制高校の高校生たちとオンラインでの不登校支援活動を行っているFor Everyone Studyの代表です。
10月半ばに、宮城県仙台市の東北大学で開催されたOECD Education2030 グローバルフォーラムに参加してきました。
今、OECD日本共同研究プロジェクトの壁のないあそび場-bA-の「居場所座」に関わっている関係で日本語で招待され、10月半ばに茨城県から仙台に向かいました。
すごく気軽にご参加くださいみたいな連絡を受け、気軽に申し込んだのですが、当日が近くになるにつれて送られてくるメールが全部英語で…「あれれ?おかしいな」と思うようになり、中学校のALTの先生に相談したところ、「only English」の文面を発見し、絶望しながら生活をしていました。
前日の金曜日の夜に車中泊をして、翌朝仙台に行き、割と絶不調の中でしたが、時間が経つほどに耳が徐々に慣れてきました
事前にすべて英語という絶望を突きつけられましたが、全体セッションでは通訳があり、思った以上に日本人が多かったのでたくさん周りに助けられました
普段から教育探究ひろばという教員や教育関係者が集まるオンラインコミュニティにかかわっている関係で日本人と教育について話すのは比較的多いです。
また、私自身は教育以外にも青少年分野、ICT関係の研修会等にも参加することが多いのですが、今回のグローバルフォーラムでは少し感想が違いました。
普段、国内で受ける研修会や意見交換会では、「視野が横に広がる」イメージがあります。
それはきっと日本人というバックグラウンドや文化が同じため同じ国民同士、思考の土台の立て方や物事への観方が似ているので、共感して話を聞くことができます。
また、私は学会発表やオンラインコミュニティの中で大学院生や研究者の方と話をするときには、その一つの事柄に深く探求していく際には、「奥行きが広がる」ことがあります。
しかし、今回のグローバルフォーラムのように海外の方を交えて話をすると「視点が上下に動く」イメージで発想が広がりました。
これは、バックグラウンドや文化が自分の経験したものとは異なるからこそ、「そのような視点で考える」ことができるのかという切り口で物事を見ていると感じました。
日本国内で活動していると、現場の中で「こどもたちにとってどんな学びを提供していくのがいいのか」を考えている先生たちが大勢います。
しかし、今回のグローバルフォーラムでは、「これからのVUCA時代の中でこどもたちにどんな学びを教師として提供していくことができるだろう」という風にもっと視座の高さを感じるものでした。
私は教員ではありません。
NPOでオンラインでの不登校支援活動や、市内の中学校の心の相談員、県内の高校のDXハイスクールの課外の講師をしている学校や教育にかかわっている人間です。
そんな自分は現場の中で、視座の高さをもっと持って、ユースワーカーとして青少年や若者にかかわっていきたいと思います。
今後も教員の先生や関係者の皆さんたちとも連携しながら、活動を広げていけたらと思います。
(グローバルフォーラム会場で 著者:中央)