こんにちは!OECD生徒部会日本支部Flying pEnguinsに所属しているhayatoです!
1月15日に、日本OECD共同研究月間キックオフワークショップ「能登半島地震から1年、及び阪神淡路大震災から30年に想いを馳せる会、及び、Education2030プロジェクト無限大:生徒・教師国際サミットの報告会」が行われました。約3時間に渡って行われたキックオフワークショップでしたが、とても濃い時間にすることができました。今回はその内容や感じたことについてお伝えします。
今回のキックオフワークショップは2部構成となっていました。第1部は「能登半島地震から1年、及び阪神淡路大震災から30年に想いを馳せる会」でした。自然災害の多い日本の未来の教育や、阪神淡路大震災から30年の教訓、能登半島から1年が経ちこれからの輪島について、トルコとの共創及びOECD生徒教師国際サミットの報告と未来へ向かう想いと、多くのことについてご共有していただきました。また、対話の時間では、「これまでの話(経験と教訓)を聞いて、もしも自分自身が輪島高校の先生だったら、学校現場に、何が必要と思いますか?」という問いで対話を行いました。対話の中には、街の姿の復興も大切であるが、人の心の復興の方が大切ではないかといった意見がありました。震災に関するニュースやネットの記事を読むと、街の姿の復興をメインに様子を伝えるものが多いことに気づきました。もちろん街の姿の復興も大切でありますが、人の心のケアももっと大切であるし、街を今まで以上に大切にしていこうというマインド作りには欠かせない活動であると感じました。また災害の多い日本で今後予期せぬ事態が起きた時、対応できるようにするためには、災害時だけでなく平時から「誰も取り残さないコミュニティづくり」が欠かせないと話されていました。「平時から誰も取り残さないコミュニティづくり」を実現するためには、普段からのコミュニケーションを大切に受け取るようにしたり、思った時に言いたいことがすぐ言えるような、フランクな雰囲気が大切なのではないかと考えました。
第2部の「Education2030プロジェクト無限大:生徒・教師国際サミットの報告会」では、サミットの目的や全体像、日本の活躍を「詩の朗読」と「食べてほしくない非常食(平和を願って)」によるサミット疑似体験1・2の時間でいした。サミット疑似体験1の立川チーム座による手話の詩の朗読では、当たり前と思っている世界をあべこべの視点で見てみたり、普段気にすることのなかった身振りにフォーカスすること、新しい魅力が見つけられる、言葉で説明するのではない、目で見て心で聞くといった詩の内容でした。1回目の詩の朗読では「目と心で聴く」。2回目の詩の朗読では、その手話の意味を理解しながら「目と心で聴く」。普段耳を頼りに生活していますが、「目と心で聴く」ことで相手が何を伝えたいのか、相手の気持ちを読むことにフォーカスできるようになったように感じました。
またこの詩に関する対話の時間では、音じゃなくて目で見るのが新鮮だったことや、当たり前を問い直すきっかけになってよかったという声がありました。さらに手話をする人と関わることはなかったけど、相手が伝えたいことや相手の身振りを通して考えなおすことでコミュニケーションがとれると思ったことや、表現は多様で、壁は越えられると実感することができました。
サミット疑似体験2では、天草拓心高校、相可高校、韓国国際調理学校による国境や言語の壁を超えた交流で「危機に瀕した学校のための非常食キッド」をテーマにご共有していただきました。ミニワークショップでは「理想の非常食とは何か」について話し合いました。寒いときは温かいものがいい、道具がなくても作れるもの、お味噌汁を飲んだ時みたいに少しホッとできるものなど、たくさんの理想の非常食を共有できました。僕の理想の非常食は、アレルギーに配慮した非常食です。実際にスープに乾パンを浸してみたけど、うまく柔らかくならず失敗に終わったとお話していました。成功したことだけを伝えるだけでなく、このような失敗の共有や、試行錯誤を重ねた内容を共有してくださることは素敵なことだなと感じました。また、アルファ米と缶詰をかけ合わせたものや、世界で食べられているパスタとツナをかけ合わせたものはおいしかったと話していました。非常食を学ぶ活動もとても素敵ですが、そこから非常食で自然災害を学んでいることがとても素敵だなと感じました。
自然災害の多い日本で今後予期せぬ事態が起きた時、どのような対応をしたら良いか具体的には分からないまま生活をしていました。災害時用バッグを用意したり、避難ルートを確認するなど、様々なカタチで対応はできます。ですが、キックオフワークショップに参加して、今回のような「対話」の場が予期せぬ事態に対応するための力にもなると学びました。第1部にもあったように、平時から誰も取り残さないコミュニティづくりが、今後対応していくための考え方であると全体を通して感じることができました。hayato

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ここからは事務局からのご案内になります。
明日(19:30~21:00)は、MVP逆輸入ワークショップを開催致します。
この「MVP逆輸入WS」は、2024年12月にパリで開催された「OECD Education2030 生徒・教師国際サミット」で日本からの参加校が披露したMVP(Minimum Viable Product)や、そこまでの実体験を共有し対話を行う機会を、国内のみなさまにパリから逆輸入する場となります。ぜひご参加下さい。
参加フォームはこちらになります。
https://forms.gle/ZTxZUT83dKaUqQci8
お申込みいただいた皆様には、zoomのURLを明日、開始時刻までにお送りいたします。
たくさんのご参加、お待ちしています♪