いいっしょ日誌 vol.13

こんにちは、ゆいです!

今回は5月22日に開かれたブレスト会についてお話していきます。

この日は、4名でブレスト会をしました。

話題は、特に決めずに自由にお話を進めていきました!その中で、次の夏のWS(ワークショップ)の内容のアイディアを出し合いました。自分たちがやりたいことや挑戦したいことと、WSを掛け合わせた内容が浮かんできていて、既に良いWSになる予感がしています☺️

今回も楽しかったです🎶

これからもどうぞよろしくお願い致します!

Ezo座「いいっしょ日誌 special ver.1」

みなさんこんにちは!Ezo座のはやとです!✨

今回の「いいっしょ日誌」はspecial ver.となっております!

special ver.は3月20日に行った「みんなでつくるをたのしもうver.3」のWSの報告となっています!

当日の様子や得られた成果などを写真などを交えてお伝えいたします!

また、今回の日本OECD共同月間のテーマである「未来の日本へ贈る、等身大のラブレター:継往開来」にちなんで、Ezo座はみらいへのラブレターをみんなでつくりました!その様子もお伝えいたします!

改めてEzo座は、それぞれの「やりたい」を大切に北海道で教育コンソーシアムをみんなでつくることを目指しています。そのため地域の方や生徒、教師など、多様な所属の方と年齢の壁を越えたWSを行っています。

題して、「みんなでつくるをたのしもう」です!これをEzo座の軸にして毎回WSを行っています。

今回の3月20日に行われたWSのテーマは、みんなでwell-beingを考えていくことです。子どもから大人まで38名の方々にご参加いただきました。ありがとうございます!「みんなで幸せに暮らすために何が必要か考えよう。そのときの壁は何かな?それを取っ払うためにはどうしたらいいかな?」をお互いに考えあうことを行いました。

考える内容は全体で3つの部に分かれて行いました。第1部は「世界中で取り組まれているWASH」、第2部は「アイヌ・シサムと民族共生」、第3部は「みんなで遊びを考えよう」という構成で行いました。

【第1部 well-being×世界中のWASH(水と衛生)「世界中で取り組まれるWASH」】

第1部では、「世界中で取り組まれているWASH」についてお話をしました。

世界のトイレを見てみる前に、イントロダクションを行いました。水についてのクイズでは、子どもや大人を巻き込んでみんなで楽しむことができました!身近にある手洗いでも、日常生活でためになる知識を身につけることができたと思います。そして大切な水について考えることができました。「世界の中で水道の水を飲める国はわずか9カ国」というクイズもあり、この答えに対して少ないと感じた方もいたかと思います。このことから、水道の水を安全に飲める国、日本に私達は住んでいて、水はとても貴重で大切だということを再確認、知ることができたと思います。そこから世界に踏み込み、専門家の牛島さんに世界に取り組まれているwashについてお話をしていただきました。中には、世界のトイレの画像を見ることができ、目で現状を知ることができました。また、SDGs、17の目標の中の6つ目にある、「安全な水とトイレを世界中に」という目標もお話の中に上がり、世界中で注目されている目標の一つだということがわかりました。今の現状が少しでも改善され、世界中にしあわせが溢れますように💫 💫(北海道富川高校3年 ゆい)

※写真:第1部「世界中で取り組まれているWASH」の様子

【第2部 well-being×高校の探求活動「アイヌ・シサムと民族共生」】

第2部では札幌啓成高校の生徒さんが、授業の一貫である「総合的な探究の時間」で行った活動の発表をしていただきました。マイノリティ・マジョリティ全ての人の「Well-Being」について、地域のみなさんと一緒に共創していきました。

授業の内容を地域の方々に共有する機会はとても貴重で、共創し合う姿がとてもよかったです。授業内だけで浮かぶ発想も素敵ですが、授業外にも活動範囲を広げることで無数の発想に出会うことができて、より素敵な共創になることを学ぶことができました。Ezo座は今後も高校生に限らず、生徒の発表の場にもなれるような場づくりをしていきたいと思います。発表した生徒のみなさんから代表で2人から感想をいただきました。札幌啓成高校の生徒のみなさん、発表お疲れ様でした!

「様々な年齢の方々に私の探究した結果を伝えることができてとても楽しかったです!また、自分たちのオリジナルの遊びを作る企画では、どのようにしたら全員が楽しめるのかを話し合って決めていくことで〝遊び”についても学びを深めることができとてもいい経験になりました!」(札幌啓成高校3年 はづき)

「様々な年代がいる場で発表する機会があまりなかったのですごく貴重な経験でした。また、ワークショップではユニバーサルデザインなあそびを考えるのが印象的で、色々なものを触ったりしていくうちにアイディアが浮かんでみんなでゲームを考えるのがすごく楽しかったです。今回、ワークショップに参加させていただき本当にありがとうございました!」(札幌啓成高校3年 みお)

※写真:第2部「アイヌ・シサムと民族共生」でのグループワークの一部

【第3部 well-being×コミュニティスポーツ「みんなで遊びを考えよう」】

「誰もが参加しやすい、活躍できる、楽しめる」を追求したコミュニティスポーツを考えていく企画です。この企画が始まったきっかけは「能登サマースクール」です。能登サマースクールの出張WSでEzo座は「ユニバーサルデザインなあそびをつくろう」という誰もが参加できるスポーツ・ゲームを考えました。能登での地震を受け、限られた物資の中で誰もが参加できる、気晴らしになるようなきっかけをつくれたらいいなと思い始めました。

今回も「誰もが参加しやすい、活躍できる、楽しめる」をテーマに3つのグループに分かれてスポーツを考えました。1分間の中でペットボトルを倒すゲーム。紙皿の内側を切り抜き、オリジナルの輪投げをつくって遊ぶゲーム。紙コップの中におもりを入れてボールの代わりにして、ミッションが書かれたペットボトルを倒すゲーム。この3つのゲームが完成しました。

コミュニティスポーツをみんなで共創することを通して、同じ物資を使っているのにこんなにも違うゲームができて、ユニークな考えが思いつくことに改めて楽しさを感じました。また、自身の考えをお互いに伝えあったり、試行錯誤し合う姿が「わちゃっと感」なのかもしれないと思いました。このわちゃっと感を大切に、今後も活動していきます!

※写真:第3部「みんなで遊びを考えよう」での様子

「みらいへのラブレターをかこう!」様々な視点からみんなの考える社会をつくろう!

今回のEzo座は、今回の日本OECD共同月間テーマである「未来の日本へ贈る、等身大のラブレター:継往開来」にちなんで、参加したこども、学生、大人たちみんなで「well-being」をキーワードにしたラブレターを作成しました。発表者の話を聞きながら、様々な「しあわせ」について、またしあわせを防ぐ「壁」について、一人一人が感じたことを自分なりの方法で出力していきました。一つの文でラブレターをつくるのではなく、それぞれの言葉で一つの大きいラブレターを「みんなで」つくりました!このラブレターが一人でも多くの方にご覧になられることを祈っています!

※写真:Ezo座のラブレター

みなさん、いかがだったでしょうか?今回のWS「みんなでつくるをたのしもうver.3」ではこの3つの部で開催しました!今回のWSは当日の達成感だけでなく、準備期間を含めEzo座にとって成長できたWSでもあります。行ってきたことを今後の活動に生かし、それぞれの「やりたい」を大切にして活動していきたいと思います。対面のみの開催でしたが、「いいっしょ日誌 special ver.」では行ったWSの内容をみなさんに伝えていきます。今後も是非注目してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

今後もEzo座をよろしくお願いいたします!

Ezo座

Ezo座 「いいっしょ日誌」vol.12

お久しぶりです!今回はゆいが担当します、よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

5月8日にブレスト会がありました。

今回のアイスブレイクは、「私のGW」でした。身体を休めたり、お出かけしたり、犬の散歩に行ったりと、それぞれゆっくりしたGWを過ごされていました!

今回の話題は、次のWSについてでした。

私たちえぞ座のひとつの軸である「やれる人がやりたいときにやりたいことをする」で、次のWSなどでやってみたいことをみんなで自由に考えました。中には、えぞ座のひとつの軸である、「世代間交流」を大切にしていきたいというお話も上がりました。小さな子どもから大人までが協力して何かのことを成し遂げたり、得ることはとても大切な経験だと思いました。

また、アイデアやイマジネーションを次のWSに限らず膨らませていき、今後のえぞ座もより良い場になれたら良いなと思います❕

今回もとても楽しかったです😚

令和7年5月9日(金)に開催されましたワークショップ、『こどもも大人もファシリテーターになろう!!~ひとり一人を大切にするために~』(こども・若者の居場所づくり座主催)に企画・登壇された、田山善堂 水戸市立稲荷第二小学校長からのご報告になります!

今回のイベントは、「こどもの居場所」「ファシリテーション」というキーワードに集まった参加者の皆さんと、こどもたちにとってより良い環境を一緒に創ろうという時間です。

なぜファシリテーションが大切なのか

オープニングでは、全体進行を担当する伊熊公一さん(こども・若者の居場所づくり座共同座主、元内閣府「子供と家族・若者応援団表彰」等選考委員会 委員)から、こどもの居場所や、居場所づくりは、なぜ大切なのかについて、国の動向や様々なこども若者に関する報告書なども踏まえながら、これまで若者の支援に携わってきた中で感じていること、考えていることについてお話がありました。

まず、日本のこどもの居場所が危機的状況ということを背景に、こどもの居場所づくりに関する指針が閣議決定されたこと。また、こども家庭庁から「こども基本法に基づくこども・若者、子育て当事者の意見反映」について通知が出されたこと。このような社会の流れの中で、今こそファシリテーションが必要ではないか、ということが、次の3つの視点から述べられました。

①こどもが自律できる社会に向けて

   こども大綱の中で、こどもの自律の重要性が示されていること。

   こどもの自律は人権尊重の基本であること

   自律とは、自分の意思を表明することであり、そのための環境づくりとしてファシリテーションは有効ではないか、ということ。

②こどもや若者が関わる関係者を増やすため

   こどもや若者に関わる大人には、より良い人生の営みを支援する専門性を高めていくことが必要であり、それにはファシリテーションの考え方やスキルが必要になるのではないかということ。

③こどもを真ん中にした成育環境をつくるため

   参加ではなく参画。「こどもが主体に、大人と一緒に決定していく」ことができる環境づくりが大切。ファシリテーションのスキルとマインドを知り、活用することで、こどもにとって安心・安全な場づくりが可能となり、寄り添う大人がいることによる安全と安心を感じやすくなる。安心・安全な環境づくりから、こどもは自己実現へ向かっていきやすくなる。

 

 何より視聴させていただいた「ランドセルのCM※」は、伊熊さんが今回のイベントに参加した方に伝えたいメッセージだったと思います。

※こどもたちが自分で好きな色のランドセルを選ぶ様子とその際の親子の関わりを追ったドキュメンタリータッチのCM。「キミが好きなの、キミが選ぼう。」というメッセージとともに、こどもの自主性や成長が描かれている。

ファシリテーションをどうやって学校で生かしていくか

 では、ファシリテーションをどうやって学校で生かしていくことができるのか、について、次のスピーカーである、私、田山善堂(音楽教師⇒生涯学習センター⇒青少年健全育成行政⇒生涯学習行政⇒水戸市立稲荷第二小学校長)からお伝えしました。

 音楽大学を出て、音楽教師になりたての頃の教師主導のガチガチの授業から、生徒の自由な発想を引き出す授業への転換は、ファシリテーションという言葉は知らなかった中で試行錯誤しながらたどり着いた方法だったこと。

 行政での勤務にて、様々な課題解決型プロジェクトで答えのないことにファシリテーションの手法で取り組む人たちとの出会い。その後、学校に戻ったときに、多様な価値観がでるのが面白い道徳の授業さえ、いまだにひとつの答え(正解)に導こうとする場面との遭遇。

 若手教師が急増しているなか、ファシリテーションの考え方とスキルを身につけることで、教師もこどもも幸せになれるのではないか。

 こども同士も、ファシリテーションを身につけることで、お互いの違いを知り、多様な考えを認め、良好なコミュニケーションがとれるようになるのではないか。

 安心・安全がクラスにあることで、こどもたちは生活面や学習面で、自己表現、自己実現に向かうことができるのではないか。

 これらのことから、本校では、この後お話をいただく横山弘美さんを講師として招聘し、週に1回、15分間、ペアを作ってポジティブな話題について交互に話し合うファシリテーションタイムを導入した。ファシリテーションタイムを体験したこどもからは「あまり関わっていない人と会話ができて嬉しかった」「人と話す時にどうやって返事をしていいかわからなかったので参考になった」など嬉しい声が聴かれた。

 また、今後は授業の中でも、ファシリテーションを取り入れることで、こども同士の考えを広げ、深め、共有し、つなげながら、物事を決定していく場面をたくさん作っていく。さらに、PTAの役員さんから、親もファシリテーションを学びたいという声があがり、これも家庭教育として保護者対象のファシリテーションを学ぶ場をつくる予定である。

 今年度は本校のファシリテーション元年。伸びしろしかない。「こどもも大人も、ファシリテーターになろう」を合言葉に、失敗や試行錯誤を面白がりながら成長できる学校にしていきたい。という話をさせていただきました。

こどもたちひとり一人を大切にするための「ファシリテーション」

 

 では、こどもたちひとり一人を大切にするための「ファシリテーション」とは、どういったものなのか。講師は、横山弘美さん(ホワイトボード・ミーティングⓇ認定講師、東京女子体育大学非常勤講師)。

 横山さんからは、ファシリテーションとは、様々な課題について、対話や競技や議論を起こして協働や共創を進めていく、そのことによって合意形成、課題解決や価値創造など目指すゴールを創り出していくことで、広義としては、ひとり一人が本来もつ力を発揮する エンパワメントなチームづくりを進める技術のことと説明がありました。

 ファシリテーションの凄さを改めて感じたエピソードとして、コロナで急遽出された休校宣言の翌日、全国の学校の職員室は大混乱だったはずだが、横山さんの学校ではホワイトボードに様々な情報、不安を可視化し合意形成にいたったとのこと。みんなで話し合い、納得しながら決めるのは大変だったが楽しかった、ファシリテーションがあってよかったとのことでした。このように、ファシリテーションのスキルは、学校現場はもちろん、ビジネス、若手育成、校内研修、市民活動、子育て支援から家族まで、生涯、様々な分野や世代にとって、どこでも活用ができるもの。また、国は令和3年、中央教育審議会答申でファシリテーション能力が教師に必要な資質・能力と記載された背景もあります。ただ、残念なのは、横山さんがこれまで携わってきたビジネス、医療、福祉等、様々な方々から、学校で会議の進め方を学んでこなかったという声をよく聞くとのこと。この経験から、こどもたちには、社会に出て役立つスキルを身に付けて欲しいと強く思うようになりました。

 ここで、本日のメインである、「ホワイトボード・ミーティングⓇを体験してみよう」の時間になった。ひとりひとりの意見を大切に聴くこと、ホワイトボードに意見を書くことで可視化し、承認しあうこと、「質問の技カード」を使ったオープンクエスチョンで深い情報共有を進めることなどの説明の後、実際にペアになって、「好きな食べ物」「最近、頑張っていること」をテーマに、多様な参加者同士の対話が始まりました。初めての体験という方も多かったが、終始和やかな雰囲気の中でペアのインタビューが行われていた。実際に体験した方の感想として、「相手の話したいことが話せる雰囲気づくりと、それを共有するための空間づくりの大切さを実感した」「ひとつの話題から、その方の雰囲気とか、やりたいこととか、その人自身のことを少しだけでも感じることができた」「ファシリテーションで、相手のことを知れることがとても楽しかった」といった声を聴くことができました。

 横山さんのこれまでのファシリテーターとしての体験をもとにしたお話と、ホワイトボード・ミーティングⓇの体験は、とてもわかりやすく有意義であった。また、ファシリテーションは、聞き合い、互いに承認しあうことで、相手の人権を尊重するという、横山さんの熱い想いを感じることができました。今回の参加者にとっては短い時間での体験ではあったが、横山さんからファシリテーションの魅力やその持つ力を実感できた有意義な時間だったと思います。

 今回のイベントは、「ファシリテーション」「こどもの居場所」などのキーワードに集まった方々でしたので、参加した皆さんは、こどもたちの声を聴く方法を知り、こどもたちと一緒に未来の可能性に気づきたいと思えるようになったのではないかと思います。すべてのこどもに関わる全ての大人に届いて欲しい、そう思えるイベントになりました。

2025年3月に開催されました、テーマ別ワーキンググループTWG5(AIなどの技術と教育)主催「先生 ✕ 生徒 ✕ AI がコラボすると未来の学校はどう変わる?」ワークショップからの報告です。

泉大津市立小津中学校と石川県立輪島高校は、オンラインAI英会話システムを開発するエキュメノポリス社との共同開発を進めようとしています。この第一弾として、2025年1月に東京で顔合わせを兼ねたAI英会話ツール共同開発ワークショップが開催され「先生とAIツールがコラボすることで、英語の授業はどう変わるか、変えられるか」を話し合いました。そして、3月に開催された本ワークショップでは、1月のワークショップを振り返り、AIの教育への活用の可能性と課題、そして「教師・生徒とAIとの新たな関係性」を、多様なメンバーで深堀りしました。

(小津中学校の発表のイラスト)

輪島高校の生徒さんからは、AIを学習にどう生かせそうか、という視点で発表がありました。AIは機嫌によらない、先生の機嫌が悪くならない、先生の負担が減るかな?など、AIの可能性が報告され、AIを様々に応用・活用することで、先生も生徒もハッピーになる学校を創っていきたいと、報告されました。

小津中学校の生徒さんからは、人間の先生との関係は、信頼がキーワード。共感しあい、心のキャッチボールがしたい。自分がチャレンジできる場を与えてくれ、発信しやすい、協力しやすい雰囲気作り・環境づくりを期待していると、発表してくれました。

事後の振り返りアンケートからは、下記の様な先生の声をいただいています。

  • 「(人としての)先生」に認められたい、評価されたい、という気持ちが強いということがよくわかった。また、生徒の学びの状況や文脈に合わせて場(体験)を与えることはAIには難しいというのは「なるほど」と感じた。
  • AIでできることと生身の先生にしかできないことのすみ分けが見えてきたように思いました。AIの活用がうまく進んでいくと、先生がすることが精選されるし、生徒が望んでいる先生の対応が充実していくと感じます。AIに対してネガティブなイメージばかり持っていましたが、ポジティブな面も見ることができました。

また、企業(メディア)の方からは、以下のお声をいただいています。

  • AIを扱える人/扱おうと思う人とAIを扱わない人の差がある中、教育現場でも、この部分の乖離は進んでいるのだろうということを感じました。パラダイムシフトのようなことが起こっているので、先生方だけでなく我々周囲の大人が柔軟に対応する姿勢を意識的に持たないと、生徒の皆さんの教育格差につながってしまう恐れがあることも感じました。

今後も、生徒たちの声を活かしたAI開発・学びへの活用の探究は続きます!

「さんすう数学あそび座Spring2025」の開催報告

3月30日に「日本OECD共同研究月間」(2025年1月~3月)のひとつとして開催された、「さんすう数学あそび座Spring2025」の開催報告(ニュースレター)が届きましたので、掲載させて頂きます。

ダウンロードできますので、ぜひご覧下さい!

当日行われたゲームの一部や、参加者たちのリアルな声をお届けしております。

「こども・若者の居場所づくり座」第2回ワークショップのお知らせ

「日本・OECD共同研究『壁のないあそび場-bA-』こども・若者の居場所づくり座」では、3月7日に開催した「こどもの《声》からはじまる居場所づくり ~自分?学校?社会?~」に続き、第2回ワークショップを開催します。

今回のテーマは、「こどもも大人もファシリテーターになろう!!~ひとり一人を大切にするために~」です。

日常のこどもたちの、声なき声をもひろいながら、学校での場づくりを目指されている小学校の取り組みをご紹介し、

体験いただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしています!

 ワークショップの詳細は以下のとおりです。 

日時:令和7年5月9日(金曜日)19:30〜21:30 

開催方法:オンライン 

 【全体進行】伊熊公一: 元 内閣府「子供と家族・若者応援団表彰」選考委員会 委員 

 《事例紹介》田山善堂さん水戸市立稲荷第二小学校 校長 

 《ホワイトボード・ミーティング®》横山弘美さんホワイトボード・ミーティング®︎認定講師東京女子体育大学非常勤講師 

 参加をご希望の方は、以下、登録フォームへお申込をお願いいたします。 

 《登録フォーム》 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfS4MJcf6E97I1JTm-VjVRoHtDCkUjcwqzg2ygDVWVRbybgfg/viewform 

(ご案内)特別企画:OECD Teaching Compass(ドラフト版)、事前披露及び最終フィードバック機会としてのワークショップ(4月7日)

皆様、いつも日本OECD共同研究にご協力頂きありがとうございます。

1月から3月で開催されてきました2025年日本OECD共同研究月間「未来の日本へ贈る、等身大のラブレター:継往開来(仮)」も、いよいよ最後のワークショップを残すのみとなり、そちらも嬉しいことに、すでに満席となっております。

今後は、これらのワークショップを含む、共創パートナーの皆様との未来の先取り実装から、未来へのラブレター創り(中間まとめ)を加速させて参ります。

そして、いよいよOECD Teaching Compass(OECDティーチングコンパス)が今年5月末にリリース予定と伺っておりますが、そのリリース前に共同研究実施国対象の特別企画として、ドラフト版に対しての、日本からの声を届ける最後のチャンスを頂きましたので、ご案内させていただきます。ですので、ぜひ「日本の声を世界に届けて学びあいたい」という意欲のある方にご参加頂ければ幸いです!

既にリリースされています「OECDラーニングコンパス」(こちら)が、実際の教育現場でより確かに実現・実装されるよう、現在、先生の在り方、また先生を取り巻く様々な事柄に関して、OECD諸国および非加盟国の主要国から多様なステークホルダーが集まり、ティーチングコンパスを共創中と聞いております。

日本からは、昨年10月に日本で開催されましたOECD Education2030(現Education2040)第6回グローバルフォーラムおよびOECD/JAPANセミナーで、多様な皆様との共創に向けた対話から「ティーチングコンパスへ日本から提言」として、日本OECD共同研究テーマ別ワーキンググループ(日本版TWG)総合座長である戸ヶ崎先生(戸田市教育長)から、内容を世界に発信して頂いております。

日本OECD共同研究の枠組みとしてこれまで皆様と進めてきました実績から、他国にはない、このようなチャンスのご提案をいただいています。

昨今、日々、政治経済分野において、国際情勢、地政学が大きく変動する中、教育分野における我が国のプレゼンスは健在と伺っております。ぜひ、ティーチングコンパスが「他国からの輸入品」ではなく、「昨年、OECD加盟60年を迎えた老舗国として日本がリードしてきた」証を残す意味としても、日本ならではの視点を世界と共創したいと意欲のある方のご参加をお待ちいたします。

◇日時:4月7日(月)19:30~21:30(日本時間)

19:30~20:30  OECD Education2030(現2040)とのワークショップ*

20:30~21:30  日本からの参加者による対話・振り返り、ワークショップを受けての

フィードバックとりまとめ

*言語は日本語を想定していますが、一部英語とのmixになります。

◇お申し込み

参加ご希望の方は、以下からお申し込み下さい。

https://forms.gle/2fqS96S1NhZq8HWe6

ご質問等がございましたら、東京学芸大学 国際共創プロジェクト(日本OECD共同研究)collective@u-gakugei.ac.jp までご連絡を下さい。

第6回グローバルフォーラム報告書(東京学芸大学 文責・責任編集)

2024年10月10日~13日に日本で開催されました、OECD Future of Education and Skills 2030第6回グローバルフォーラムの報告書をダウンロードしてご覧頂けるようになりました。こちらの文責・責任編集は東京学芸大学となっております。

ぜひご一読下さい!

日本OECD共同研究、IALS(International Association of Laboratory Schools:国際付属学校協会)、神戸親和大学HOPE Teaching -Wa-座共催のワークショップ、「伝統に育まれる革新」-二つの付属学校(ラボスクール)の物語から-のご報告

こんにちは。神戸親和大学の三井知代(Tomo)です。

3 月23日10:00~12:00まで、オンラインで日本OECD共同研究、IALS(International Association of Laboratory Schools:国際付属学校協会)、神戸親和大学HOPE Teaching -Wa-座共催のワークショップ、「伝統に育まれる革新」-二つの付属学校(ラボスクール)の物語から-を実施しました。

オープニングでは、田熊美保氏(OECD教育スキル局シニア政策アナリスト)から学校の「伝統と革新」を考える際に重要なメッセージを頂きました。ラーニングコンパスにおいてTransformative competencies「変革をもたらすコンピテンシー」が重要な力とされており、そこには「新たな価値を創造する力」、「対立やジレンマに対処する力」、「責任ある行動を取る力」が必要であること、さらにどのような状況であっても「教師と生徒の関係性」が何よりも重要であると示されました。

続いて、100年以上に渡る歴史がある2校の付属学校の「伝統と革新」についての報告がありました。

奈良女子大学附属小学校主幹教諭の阪本一英氏からは、開校以来日本の教育政策が子どもの学びを育む教育と系統的にきちんと教える教育の間を揺れ動く中で、子どもが自らの問いを持ち、どのように学ぶのかを見通し、試行錯誤して問いを解き続けようとする「自律的学習力」を育てる独自の教育方針について、具体的な例を示しながら説明されました。

続いてトロント大学附属学校園 (Dr. Eric Jackman Institute of Child Study Laboratory School:JICS)のリチャード・メッシーナ校長からは「3つの重要な教育原則『安全』、『子どもの個々の発達への認識』、『探究学習』が、JICSのすべての行動指針であり革新の基礎である」と述べられました。そしてJICSの革新として、社会の変化に対応して個々のアイデンティティ(ニューロダイバーシティも含む)が尊重される『安全』な教育環境について、また探究学習の進化としての知識構築(ナレッジビルディング)の原則を通して、生徒が自分たちの学習に主体性を持ち、集合知を発展させるために協力し合うコミュニティを育んでいることを示されました。

その後のディスカッションにおいては、「子ども中心の学び」、「自律的学習」を守ってきた両校の共通点が示され、加えてAI時代において『子どもと教師の関係性の重要性』を今後どのように考えていけばよいのかについて問題提起が行われました。司会者のElizabeth Morley 氏(トロント大学附属学校園 名誉校長)から「今回の『伝統と革新』というテーマについての議論は、今日2校の報告と議論により、小さな「種」が蒔かれた。その芽を大切に育て、今後様々な学校の経験を共有し、より深く、実り豊かな対話のきっかけにしていきたい」との呼びかけがありました。

激動する社会において、今後子どもたちの学びをどう守り、育んでいくのかについて、「伝統」、「革新」という観点から引き続き対話を続けていきたいと思います。

通訳は、桜井みどり氏が担当されました。